初老の紳士・・・ (続

2018/10/23

タクシーを降りると目がくっつきそうに怠いまま歩いて家に入りました。
身の回りの事に構うのが億劫で着替えもお風呂もいいから眠りたい気分でうつ伏せにベットに寝ころぶと、布団をだき抱えるようにジッとしていました。
やっと家に着いた…布団が気持ちいいな…このまま眠ってしまおう…と思っていると…誰かが私の体を仰向けにころがしました。
“父だ・・・こんなしんどい時に嫌だな…”頭の片隅で思いましたが、父のセックスから逃れる事が出来ないと解っている私は、したいようにさせる事にしました。
どうせ父のペニスは役に立たないのです・・・それとも今日は勃起できるのかな・・・何となく考えました。
最近、父と挿入まで出来る事は希で、嫌だ嫌だと言いながらも実は私も物足りなさを覚えていた所だったのです。
父は頬にキスしてきました・・・そしてくちびるに…父の唇は今度は首筋から耳元に行き、耳たぶを優しく噛みました・・・“ん・・・”なんか違う・・・いつもの乱暴な父とは違いました。
優しくソフト・・・私は目を開けました。
目の前には会長が覆い被さっていました。
『なにしてるんですか・・・』普通の質問が口からでました。
会長はそれには答えず口をふさぐようにキスしてきました。
したから吸い上げるような濃厚なキス…ナマ温かい唇が私の口をおおい、舌が入ってきました。
唾液が混ざり合って私の口の周りにベッタリと付着し、会長は私をまたぐような体勢で密着し強く抱きしめてきました。
私は息をするのがやっとで、心臓がドキドキして苦しくなりました。
お酒のせいか、興奮しているのか、キスのお陰で息が出来なかっただけなのか・・・自分でも解りません。
ただ私も…【ヤりたい】と瞬間的に感じました。
思ったとたん、それはもうどうする事も出来ないくらいに暴れ出し、すぐにでも裸になって会長のペニスをくわえ込み激しく絶頂を迎えたいと思わせるものでした。
私は激しく会長のキスに応えていました。
会長の体の下で私は体をくねらせ悶え早く違う刺激が欲しいと催促していました。
私はキスで“もっともっと”と訴えました。
しかし、会長はそれには応えず、今まで通りにネットリと濃いキスで強く吸い上げ私の誘いには乗って来ません。
私がもっと激しいキスで返そうとすると、なだめるように唇の動きで私の唇を包み込むように制止し、舌を差し入れてきて私を夢中にさせます。
私が会長の舌に夢中になり私から吸い付くようにもっと激しい刺激を求めて強引になると会長の舌は私の舌をはぐらかし私の歯の裏を舐め舌の裏側に逃げ私の思うようにはさせてくれません。
テクニックに雲泥の差がありました。
私は会長の思いのままキスだけで興奮し、切なくなり、この欲望を更に掻きたてられ自分ではどうする事も出来ずに踊らされていました。
会長は冷静に私を楽しんでいました。
私はキスだけでイキそうなくらい興奮しました。
私は知らず知らずに会長の仕組んだシナリオに乗せられ、淫欲を増幅させていきました。
はぐらかされればそうされるほどもっと欲しくなり会長の舌を求めると、会長は急にキスをやめ私の様子を見ました。
私は離された唇を返して欲しくて上目ずかいに口を少し開け舌を少し動かしながら首をもたげ会長にキスしようとしました。
すると会長は私の手首を掴んで体重をかけて動けないようにし、キスが出来ないように顔を反らして私を見つめて来ました。
すごく欲しいのにくれない会長に悲しくなりました。
興奮は最高潮になっていたのです。
それなのに・・・。
顔をゆがめて泣きそうになりました。
すると急に会長は私を強く抱きしめ今までより激しく口を密着させて吸いセックス時のペニスの動きのように舌で唾液をグチュグチュと音を立ててかき混ぜはじめました。
私は悲しくて泣きそうだったのに急に激しくされ混乱しました。
感情が入り交じり困惑のまま舌に強い刺激を受けたとたん背筋がゾクゾクとし股間がビクンビクンと・・・軽い痙攣でした。
それは軽くイッてしまった明らかな証拠でした。
私は軽く声をあげてしまい・・・とても恥ずかしくなりました。
会長はそんな私を少しいやらしい目で見つめ首筋を舐めてきました。
『良かったか・・・』耳元でいやらしくそう言いました。
私が恥ずかしさで黙っていると『気持ち良かったんだろ・・・声まであげて・・素直になりなさい・・・』と言われもっと恥ずかしくなりましたがうつむきながら少し頷いてみせました。
会長は首筋にキスをしながら続けました。
『イきそうだったのか』といいすでに軽くイってしまった私が答えあぐねていると『それとも…もぅ…』と聞き直し…つい私がバレてしまうのかと会長の目を咄嗟に見てしまい・・・会長は私に少し笑うとそれ以上は聞きませんでした。
首筋のキスは会長が私の衣服を脱がしながら徐々に下にさがってゆき、胸元を舐めながら下着のフォックが外されました。
私は抱き起こされて服をぬぎベットに横たわりました。
会長も下着だけの格好になり、私の上に乗ってきました。
会長は私の裸をしばし眺めていました。
だらしなくニヤケていつもの紳士的な会長からは想像が出来ないようなイヤラシサを感じました。
乳房に顔を近づけ頬ずりするようにしたあと舌を伸ばして乳首の先端だけを舐めてきました。
その下品でいやらしい仕草に私は少しの嫌悪感と激しい情欲を憶えました。
先端だけを暫く舐めた後、今度は口を窄めて先端だけを吸い始めました。
私が小さく呻くとニヤリと喜びながら今度は小刻みに噛んできました。
私が刺激で顔をゆがめるとまた先端だけを吸い、気を抜くと噛んできます。
しばらくするとモドカシくなり、もっとしっかり揉んでベロベロと舐めて勢いよく吸って欲しくなりました。
それが態度に出てしまうのです。
胸を会長の顔に押しつけてそれを催促しました。
するととたんに会長は吸うのをやめ、舌先で乳首の先端を舐めるだけにするのです。
それでももっと押しつけると今度は胸からも離れ首筋や肩口に唇を這わせどんどん欲しい刺激が遠ざかります。
欲しがれば欲しがるほど遠ざかり、おとなしくなれば刺激を与え。
私はまた会長の罠にはまりました。
《焦らし》に狂おしいほど興奮し、激しく体をくねらせいやらしい顔で会長におねだりしてしました。
もうその頃には私の股間はすっかり反応し、興奮して体をくねらせ腿をこすり合わせる度に体の奥から体液が溢れていました。
会長はそれを見ながら驚喜していました。
下腹部を触ればいつでも到達できます。
会長は慎重に焦らしながら舌を進め、とうとう乳首を強く吸い上げる事はしないまま、腹部を通って下腹部の奥の茂みにまで来ました。
舌をいやらしく伸ばし、私の今一番固く突起したところを舐めようとしていました。
少し観察しているのか、生暖かい息がかかります。
早く舐めて欲しいのですが、催促して押し付けようものならまた焦らされるのがオチです。
私は叫び出したいのを我慢し体を硬くし歯を食いしばるように奮えていました。
息だけが引きつるように早くなり、全神経が私の一点に集中していました。
股間の筋肉が何度も欲しくて収縮し会長には私のいやらしくうごめく女性器が見えていたはずです。
私はまた小さく呻きました。
早くして欲しくて我慢しきれなかったのです。
すると会長の生暖かい舌がそろそろと近付き・・・私の突起物にツン・・・と触れました。
“あっ・・・”と思うと次に生暖かい鼻息がふぁっと吹きかけられ・・・『ん・・・んー・・っ』とまた思わず呻きがもれつい腰を前後に振るような仕草をしてしまいました。
あ・・・また焦らされるかも・・・と思いましたが会長はやめることなく舌先で私の突起をチロチロと舐め始めました。
それは普段なら弱い刺激ですが、長い焦らしでめいいっぱいだった私にとっては予想外に到達してしまいそうな刺激でした。
また勝手に腰が前後に振るように動いてしまい、『あ・・・あー・・っ』と出すつもりのない声が出てしまいました。
会長は『こんなのが良いなんていやらしい娘だな』と言い、続けて『マラを入れるまで我慢しなさい』と子供にしつけるような口調で言いました。
マラ・・・とあまり聞き慣れない言葉を聞いたとたん、いやらしさが走りました。
思わず我慢し続けていた興奮から腰を強く振ってしまいました。
会長は初めてそれを受け止め、ベロリと舌の腹でクリトリスを力強く舐め上げました。
『あっあっあぁっ』今までにないくらいの大きな声が出ました私は会長の手の平を渾身の力で握ったまま果てました。
会長は果てた私を抱き上げるようにキスをし、体勢を整えました。
私の頭に枕をさせ、私の間に体を入れると、なんとも無いかのようにペニスを入れてきました。
私の体はダラリとしたままで会長を受け入れました。
会長は無言でセッセとリズミカルに腰を振り、それからのセックスは余りにも普通でノーマルでした。
前義で回イッてしまった私も挿入ではまた興奮し、イッてしまったのですが・・・〆のお茶漬けのようなセックスだなと思いました。

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