傷・・・
2018/09/03
以前、軽い気持ちでに応募しました。
興味があったのとやはりお金でした。
それでも顔が出るのはやっぱり何かと困ることもあるので「顔モザ」にしました。
出演料はかなり下がりますがそれでも結構な金額でした。
メールで何度かやりとりして撮影と言うことになりました。
少し離れているので会社を休んで出掛けていきました。
待ち合わせのファミレスで少し話をしてから移動しました。
ホテルと思っていましたが「貸スタジオ」と言った感じの一軒家でした。
中に入ると数人のスタッフや女性のメイクさんもいて和やかな雰囲気でした。
顔は見えないようにモザイクが入るのにメイクさんがいるんだって思いました。
それから軽く打ち合わせをしました。
相手の男優も優しそうで素敵に思えました。
それから撮影に入りました。
「素人の応募」と言った感じの作品になるらしく、最初はお話しているシーンの撮影でした。
名前も年齢もウソを言って良いので適当に考えていました。
そのシーンの撮影が終わると休憩とメイク直しでした。
いよいよエッチな撮影になるんだと思うと緊張とか不安もありましたが少し興奮もしていました。
それでもメイクの女性がいろいろと話しかけてくれて心が落ち着きました。
それから撮影を再開しました。
最初に会った男優とは違う人でしたが、恥ずかしながらも服を脱がされ愛撫され男性のモノをフェラするというシーンでした。
最後は顔に掛けられました。
初めてのことでしたがらしいと言うか・・・それでも興奮しました。
それからまた少し休憩して最初に会った男優と本番の撮影でした。
その男優とのエッチはすごく気持ち良くて今まで経験したことがないほど乱れました。
撮影は日掛かると言われていたのでその日は予約していたホテルに戻りまた次の日に迎えに来てくれて撮影現場に行きました。
その日はすぐに撮影になりました。
昨日の男優の姿はなくメイクの女性もいませんでした。
「別の撮影が入ってそっちに行った」と言われました。
違う男優でしたがその人も素敵な感じでした。
そのときに何かおかしいと気が付けばよかったのかも知れませんが、そう言うものなのだろうと気楽に考えていました。
その日の男優とは日目で少し慣れてきて大胆に求めると言った感じの設定でした。
私もせっかくなので楽しもうと思い、普段はしないような事をしたり恥ずかしいこともいっぱい言いました。
その人にもすごく気持ちよくされました。
それで撮影はすべて終わりでした。
・・・いえ・・・終わったはずでした。
撮影が終わりシャワーを浴びながら「顔も出ないし気持ち良いことも出来るし・・・それでお金も頂けて・・・」なんて気楽なことを思っていました。
シャワーから出たところでスタッフの男性が「シャワー後のタオルを巻いた姿も撮りたいからもう一回そのまま部屋に戻って」と言われました。
そんなシーンもあるんだろうなと軽い気持ちで行きました。
するとさっきよりスタッフの数が増えてる気がしました。
最初にいなかった男性が数人いて何だろうと思っていました。
すると当然後ろから誰かに抱きしめられました。
それから強引にベッドに押し倒されタオルを剥ぎ取られると複数の男性がいっせいに襲いかかってきました。
私は何が何だかわからずにいました。
それでも「やめてください」と抵抗はしましたが無駄でした。
そのまま数人の男性に犯されました。
しっかり撮影までされていて「撮らないでください・・」と叫んでも止めませんでした。
それからどれくらいの間、私は犯され続けたのかわからないほど次々に犯されました。
中出しこそされませんでしたが、体中に精液を掛けられました。
「はい・・・」の声でそれも終わりました。
私は「どういうことなんですか」と一人の男性に聞きましたが「ってこんなものだよ」と笑いながら言われました。
それからシャワーを浴びて着替えました。
「はい・・お疲れさん」と言いながら封筒に入った出演料を受け取ると急いでその場を離れました。
帰りの駅で「それでもお金はもらったんだし・・・」と封筒を開けるとそれは最初とはまったく違った金額でした。
半分もありませんでした。
それを見て私は急に虚しくなり自分でも何をやってるんだろうと思いました。
それからしばらくして大きな封筒に入ったが届きました。
パッケージには薄い目線が入っただけの私がいました。
見る人が見ればわかるだろうと思う写真でした。
恐る恐る再生してみると、中身は顔がそのまま映っていて男優とのやりとりやエッチなことをしているシーンが映し出されました。
見るのもイヤでしたがどんなシーンが使われているのか不安になり続きを見ていると・・・・犯されているシーンもありました。
私は見ていられなくなりました。
それから引越ししたり電話番号を変えたりしました。
お金と言う甘い誘いに乗った私がいけないのでしょうが今でも消えない心の傷になっています。