ドSの先輩と[後編]

2018/05/15

少し前の連休の時ですけど、バイトの先輩たちと温泉旅行へ行ったんです。
これは、その時のお話です。
宿のお部屋に、露天風呂があることは分かっていました。
楽しみなんだけど、やっぱり恥ずかしくて。
初めてのメンバーだとやっぱり。
出かける前は、ちょっと緊張もしていました。
メンバーには、例の亜紀先輩もいます。
亜紀先輩の運転する車で出掛けるんです。
正直、ちょっと不安もありました。
女ばかりの旅行なので、身の危険はないのですけど・・・別の危険がありますから。
どんな危険か、ですって?
チョット妄想モードですけどね。
亜紀先輩「ね、ね、みんなで露天風呂、入ろうよ」
先輩達「賛成!行こ行こ♪」
わたし「・・・」
亜紀先輩「あら、ひとみちゃんは嫌なの?恥ずかしがること、何もないでしょ?」
わたし「・・・は、はい」
で、露天風呂の脱衣所で、わざとぐずぐずしているわたし。
みんなが風呂へ入ってから裸になり、バスタオルでしっかり胸から腰を隠すと、そっと風呂へ入るのです。
湯船に浸かると亜紀先輩が寄って来て・・・。
「ナニ恥ずかしがってるのよ。みんなに見せちゃおっと」
わたしの耳元で囁くと、バスタオルを奪ってしまいます。
亜紀先輩「あ~ぁ、ずいぶん温まったわ。ね、みんなで背中、流しっこしない?」
先輩達「賛成。じゃみんなであがろ」
わたし「あ・・あの、タオル返して・・・」
亜紀先輩「ひとみぃ、なにグズグズしてんの。早くおいでよ」
わたし「・・あの・・でも」
亜紀先輩「みんなぁ、ひとみちゃん、お湯に当たったみたいだから、引っ張り出してあげようよ」
先輩達「あらぁ、ひとみちゃん、大丈夫?さ、一緒にあがろうネ」
バイトの先輩達に、湯船から連れ出されるわたし。
と、亜紀先輩が、びっくりしたような声を出すのです。
亜紀先輩「きゃっ!ひとみちゃん、ここの毛、どうしたの?」
先輩A「えっ?あらぁ本当だ。まるで赤ちゃんみたい」
先輩B「どうして??生まれつきなの?・・・それとも?」
わたし「・・・い、いえ・・あの・・水着になるとき楽だから脱毛しちゃったんです・・・」
先輩C「へぇ・・・でも、すっごくカワイイじゃん」
亜紀先輩「ホント、可愛い♪なんかイジメたくなるわ~♪」
亜紀先輩なら、この位なこと、やりかねませんから。
で、旅行の報告をさせていただきます。
特に大きなイジメはされませんでした。
最初は・・・。
初日のお風呂がドキドキでしたけど、普通にタオルで隠して入れました。
さすがに先輩もみんなの前では何もしないか・・・と思って、一安心していました。
でも・・・お酒が入ると人が変わるから。
夜は浴衣でお酒を飲みながら色々と話をしていたら、先輩がトイレに立って、戻ってくるやすぐに、私に抱きついてきたのです。
「ストリップショー開始~♪」とか言い出して浴衣を解こうとするんです。
周りの他の先輩たちは慣れているのか、ただ笑っているだけ。
私だけがキャーキャー騒いでいる状態でした。
結局、浴衣は脱がされて、ブラとショーツも取られて、私の裸は見られてしまいました。
当然、あそこの毛も見られて、それからは質問攻め。
まぁ、先輩もそれでダウンして、それ以上は何もありませんでしたが、結局、私のあそこのことがみんなにばれてしまいました。
その時の先輩の一人が、まいさんなのです。
それからは、よく亜紀先輩のお家で、まいさんにも一緒に虐められることが多くなったのです。

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