ヤク中の姉に汚物扱いされていた過去

2018/02/24

っていう話なんだけど、聞いてくれる? 何から書いていいのかアレなんだけど、とりあえず俺は小さい頃から姉に
「あんたって不細工だよね」
「気持ち悪いくらい不細工、死ねば?」
みたいなことを言われ続けてきた。
姉は俺の5つ上で、家族構成は父母姉俺。
幼稚園のバス待ってるときに「いつみても気持ち悪い」って言われたのを
覚えてるから、ほんと相当昔からそういうことを言われてきた。
んで、俺も姉の刷り込みのせいで引っ込み思案でまともに
人の目を見られない子供になって、小学校では読書と習い事した記憶しかない。
友達なんて全くいなかった。
バレンタインデーには何人かの女子にチョコもらったり、時々告白されたりも
したけど、「不細工からかって楽しいの?」って内心イライラしてた。
というか告白してきた女の子に「バカにしてんの?」って凄んで泣かしたことがある。
姉は語彙が増えるたびに「吐き気がする顔」
「生きてて楽しいの?そんな顔で」とか
俺が嫌がる言葉を連発し続けた。
両親の前で姉は良い子だったし、実際文武両道品行方正だったので、
まさか姉が俺にそういうことを言っているとも知らず俺も親には何も言わなかった。
「どうせ親も俺のことバカにしてんだろ」って思ってたから触れてほしくもなかった。
中学校って風紀委員の何とかかんとかで身だしなみを整えないといけないじゃん。
小学生までは極力鏡見ないようにしてたけど、中学生になるとそれなりの
髪型とかにしないといけなくて否応なしに鏡を見ることになった。
自意識過剰と思うかもしれんが、というか自意識過剰だが、当時の俺は
久しぶりに鏡で自分の顔をまじまじと見て「あれ、そんなに
不細工じゃない…」と思ったんだよ。
まあ鏡を見つめてたら姉に「ゴミのくせに何してんの?早く部屋に戻れよ」とか
何とか言われたからそこでやめたけど。
ちなみに姉は拒食症手前のモデル並みに体が細くて、俺に
「不細工の上にデブとかwwまじで一家の恥ww」って言ってた。
どうでもいいけど。
いや今はどうでもいいと思えるけど当時はそれを間に受けていろいろ
過激なダイエットもしてた。
中学校でもどうせ友達はできないんだろうな…と思ってたら、入学式の日に
何人かに声を掛けられた。
親と習い事の先生以外まともに話したことがなかったんで最初は
キョドったけど、そんなに時間をかけずに普通に話せるようになって
はじめて友達もできた。
姉は「顔が悪い人間は生きてるだけで不愉快、他人に不快感を与える」って
言ってたけど、そうじゃない人もいるんだなあというのがとても新鮮だった。
あれ、これって結論から書くべきなのかしら結論から言うと俺は男性とお付き合いしつつそこそこハイソな
暮らしをしてて、姉は自宅に引きこもってる。
んで、中学校では男女の友達ができて毎日割と楽しかった。
恋愛方面は、バレンタインのチョコを結構貰ったりとかクリスマスのデートを
女友達に誘われることはあったけど、やっぱり自分に自信が持てなくて断ってた。
ちなみに部活は吹奏楽部に入ってて、二年の時は色々とすごかった。
夏場はパンモロ三昧。
美人の先輩と楽器を介して間接キスできたり、後輩の可愛い子が
俺の使った楽器を使ってたりしてほんともう毎日部活楽しかった。
これだけを語りたいくらい素晴らしい思い出が沢山できたけど本筋に関係ないから省く。
ホモォ...姉は俺を未だに嫌ってるし相当憎んでるよ。
俺が中学にあがった頃って、姉は受験やら新生活準備やらで
忙しくて俺に嫌味を言う頻度が少なくなってた。
大学進学のためによその県に行っちゃったし、中学の途中から毎日楽しかったよ。
自分が醜いとか汚いとかって気持ちが急におそってきて吐いたり
することもあったけど、誰も俺に姉のようなことを言わなかったから気楽だった。
毎日学校で勉強して部活して友達と遊んだ。
ホモじゃなくてバイセクシャルです。
そんな感じで中学が終わって高校進学。
入学式で声掛けてくれた友達と一緒の高校にいけるってんで、
醜形恐怖とか不安発作とかで時々アレになるのが気がかりだったけど
新生活への期待が半端なかった。
のに、姉が異性関係で何かやらかしたみたいで実家に戻ってきた。
それからまた毎日「お前不細工のくせに調子のってんの?」
「友達できたと思った?お前のこと陰で笑ってるよw」とか
ねちねちねちねち言われ続けた。
高校が楽しかったのが唯一の救い。
高校でも何故か女子に告白されたりすることが結構あった。
中学三年時に後輩から告白されたときには「バカにしやがって」とかの
悪い感情じゃなくて、なんかこう、うまく言えないけど悪い気は
しなくなってたんだ。
振ったけど。
たぶん自分に自信がついていたんだと思う。
でも姉にまた罵倒されるようになって、高校では女子を極端に
避けるようになった。
告白されたら前みたいに「こいつ俺のことバカにして」って思ってた。
まあ女子がいなくても毎日楽しかった。
高校の吹奏楽部には男子も半数はいたし、三年間ほとんど女子と
コミュニケーションをとらず卒業。
姉は就職しても長続きしないようで、ほぼ毎日家にいたような気がする。
男ができると家から消える感じ。
大学は医療系に進んだ。
自分に醜形恐怖とか精神疾患みたいなものがあったから、
克服したいというかなんというかそんな気持ちで。
男子もいるにはいたが、やっぱり女子が圧倒的に多くて毎日苦痛だった。
声掛けられたり合コン誘われたりするたびに鬱っぽくなってね。
姉はよくない男と付き合っていたようで、家に時々警察が来たりするように
なってたな。
その頃。
でも精神学とか心理学とかを勉強するうちに少しずつ自分のことを
客観的にみられるようになって、自分は不細工だけどそれに一々
気分が左右されてちゃいけないって思えるようになった。
女子とも浅く広く付き合えるようにはなった。
時々病院でバイトして、時々施設にボランティアに行って、
グループワークで友達と図書館に通ったりして、大学もそれなりに楽しかった。
姉は枯れ枝みたいに細かったのがウソみたいにぶくぶくに太って、
かと思えばまた痩せてどっかに消えたりして、俺の中で他人のような認識になってた。
顔見れば「お前みたいな不細工に介抱される患者がかわいそうw
余計具合悪くなる」とか言われたけど、「そうだね」って流せるようになった。
俺の反応が薄いと姉はヒステリーみたいになって、時々暴れるようになった。
両親は姉の激やせ激太り、警察の訪問とかで姉の異常性みたいな
ものに気付いたようだった。
姉は親に諭されると同時にいろいろと取り繕うのをやめて、
俺の前でしか言わなかったような罵詈雑言やらを親の前でも言うようになった。
むしろ親に矛先が向いた。
「お前らがこんな顔に産むから!お前らのせいだ!」って泣きながら暴れることが多かった。
姉の言い分をまとめると、
・父親も母親も弟も顔がいいのに自分だけ誰にも似ていない
・そのせいでずっといじめられてた
・勉強と運動を頑張れば認めてもらえると思ったが、やっぱり人間は顔だった
・男も仕事もうまくいかないのは顔のせい、つまり親のせいだ
みたいな。
姉に「顔がいい」って言われた時は意味がわからなかった。
確かに両親は若かりし頃結構な美男美女だったが、姉の言い分の意味がわからなかった。
「姉ちゃん、ブスじゃないよ。普通だよ。だって俺が不細工なんでしょ」って
言ったらマウントポジションで殴られて、「そうやってバカにしてんだろ!
お前ばっかり可愛がられてふざけんな!」とか喚き散らして暴れて。
そしたら母親がどっかに電話しだして、しばらくしたら警察がきて、姉を連れてった。
違法のお薬を使ってたらしい。
覚せい剤使用による精神病ってので姉はそういう病院に入院することになった。
母親がその病院に度々相談をしていたそうで、入院自体はスムーズに進んだ。

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