酔った勢いで入った近所のスナックで・・・

2023/04/19

10年くらい前、記憶があいまいなくらい酔っ払って家に帰る途中、前から気になっていたスナックにフラリと入ってしまった。いつも仕事の帰りに通る時はやっていなくて、深夜にコンビニへ買い物に出た時などには灯りがともっているという、夜遅くから朝までというスタイルのスナックだ。

窓が曇りガラスになっていて、中がどうなっているのか、何度その前を通っても分からなかった。駅からはだいぶ離れた住宅街の中にあるので、地元の常連客しかいないだろうと思うと、20代の僕としては入る気にもなれなかった。

ただ、時々漏れ聞こえてくるカラオケの声が店のママらしき女性の声だったりすることがあって、それについては「艶っぽい、いい声だな…」と何となく思っていた。

その夜、どうしてその店に入ってしまったのかは、自分でもよく分からない。酒のせいで人恋しくなっていたのと、明け方になっていたので「もう閉店です」と言われるのを見越してドアを開けていたような気がする。

本気で飲みたいわけではなくて、中の様子がチラッとわかって、ママの顔を確認できればそれでいいという気分だったんじゃないだろうか。いずれにしても、僕は千鳥足でドアに近づくと、体重をかけるようにしてドアを押しあけた。

「あら…」

開けると、思っていたよりも豪華な感じのする店内が目の前に開けた。内装が赤と黒で統一されていて、雰囲気は明るい。いや、明るいというより華やかで、安っぽい子供っぽさは一切なかった。

10人くらい掛けられる黒いカウンターと、ソファ張りのテーブル席が二つ。自分の家の近くにこんな立派なスペースがあったのかと内心で気押されてしまう。

「あら」と最初に声を出したのはカウンターに座っていた熟女だった。赤いドレスを着ていたから瞬時にママだと思ったが、カウンターの中にももう一人熟女がいて、そっちは黒いドレスを着ていた。その二人が少し驚いたような顔でドアを開けたまま固まっている僕を見ていた。


「あの…まだやってますか?」

ドアにもたれるように立って訊ねると、また二人の熟女が顔を見合わせた。

「ん、いいわよ。もう閉店にしようと思ってたけど、まだ閉めたわけじゃないから」

赤いドレスの熟女がスツールに腰掛けたままそう言って微笑んだ。その堂々とした佇まいに何となく気押されつつ、店内に一歩踏みだす。その途端に膝がカクンと折れて僕は床に片膝をついてしまった。

「あらあら、大丈夫?」

赤い熟女が笑い声を含んだ声で言ってくるが、スツールから下りてくることはなかった。

「だ、大丈夫です。一杯だけ、いただいて帰ります」

僕はそう言ってヨタヨタと立ちあがると、入口に近いところにあったソファにどっさりと座り込んだ。我ながらみっともない酔い方だと恥かしくなったが、目が回ってしまっていてどうにもならなかった。

「何飲むの?」

これはカウンターの中の黒いドレスの熟女が言った。

「角の水割りを…」
「はいはい、角の水割り、水多めね」

からかわれていると思って顔が熱くなったが水は欲しかったので嫌な気分にはならなかった。ただただ自分が情けなく、しゃんとしようとするのだが首が据わらない。瞼も落ちそうになってくる。それをこじ開けるようにして見ていると、黒熟女がカウンターの中で作った薄い水割りを赤熟女が受け取って僕のいるテーブルに持ってきてくれた。

赤熟女は「はい、どーぞ」と言ってグラスを置くと「こんなおばちゃんしかいない店だけど…」と言いながら僕の隣にドスンと腰掛けてきた。そのままぴったりと密着してくる。

見るからに豊満だったが、腕に触れてくる赤熟女の肉はビックリするほど柔らかかった。眠気を誘う柔らかさで、ますます首が据わらなくなってくる。赤熟女に首をもたせかけて眠れたらどんなに気持ちいいだろうと思った。

「あら~、もうおねむになっちゃった?」

カウンターの中から黒熟女が言ってくる。それから少し赤と黒の二人だけで何かゴニョゴニョ言っている気配があって、黒熟女が看板を内側に入れているガタガタいう音がした。

ドアが閉まって、鍵の掛かる音がして、急に店内の空気の密度が濃くなったような気がした。

閉店した後も僕を店に置いてくれているということに対して、僕の中になんとはなしの下心が芽生えてきた。当時は僕もまだ二十代。熟女に可愛がられるというのもあり得なくない話だったから。実際、隣に座って密着してくる赤熟女は、僕の太腿に手をのせてゆっくりと撫で回すような動きを見せていた。

急速に酔いがさめていくような気がした。もちろん嫌だったからではなくて、チャンスの到来に身体が緊急事態宣言を出したような感じだった。僕は敢えて酔ったままのふりを続けながら、神経を研ぎ澄ませて二人の熟女の気配をじっと窺うことにした。我ながらイヤラしい男だったと思う。

「ねぇ、お姉ちゃん、このコ、もう起きていられないみたい」

赤熟女が笑いを含んだ声で言いながら僕の頭に手を置いてきた。

「あらぁ、あんまり無防備にされると、つい悪戯したくなっちゃうわねぇ」

近づいてきた黒熟女の答える声が艶っぽい。

僕は寝たふりをしているわけではなかったから、二人は僕に聞かせるようにわざとそんなことを言っているのだと思った。

「私も横に座っちゃおうかなぁ。二人でサンドイッチしちゃおうか」

黒熟女の言葉に赤熟女が同意して、テーブルの位置が少しズラされた。黒熟女が僕の前を通って赤熟女とは反対側に腰掛けてくる。

他にひとりの客もいない、閉店したスナックの中で、左右から濃い香水の匂いが押し寄せてくる。両側から太腿に手をのせられ、

「僕ちゃーん、もうおねむなんでちゅかー?」
「悪戯されてもいいんでゅかー?」

と、右から左から耳元に息を噴きかけられると、僕の股間が正直に反応してズボンを下から押し上げた。

「うぅーん…」

僕は甘えたような声を上げて泥酔していることをアピールしつつ(もちろん大量のアルコールが体内にあることは事実だった)、姉妹らしい二人の熟女がいったい何をしてくるのか、込み上げる期待に心臓をバクバクさせていた。

左右から密着してくる姉の黒熟女と妹の赤熟女。化粧と店内の薄暗さで年齢はちょっと分からなかった。ただムンムンに香るフェロモンと肉の柔らかさでどうにも勃起が止まらない。酔ってスケベになった僕は自分でも嫌になるほど浅ましい男だった。

「大丈夫? もう飲まないの?」

赤熟女が僕の顔を覗きこみながら聞いてきた。僕は半眼になって「ううん、飲むよ…」とグラスを口に当てて薄い琥珀色の液体を咽喉に流し込んだ。そうしながらもベロンベロンに酔っている演技を少しオーバーにし続けた。

「そんなに一気に飲んじゃダメ。もっとゆっくり飲まないと。おばちゃんが、口移しで飲ませてあげよっか?」

黒熟女が反対側からそう言ってきて、赤熟女が「おねぇちゃんズルい~」と言いながら僕の腕に豊満なバストを押しつけてきた。なんだか僕にとってどんどん嬉しい展開になってくる。でも焦りは禁物だと酔った頭で考えて、まずはされがままになることにした。

「だってぇ、このコ、可愛いんだもん」
「おねえちゃん、いい男が来るといっつもそうやって自分のものにしようとして」
「ふふふ、ちゃんとおすそ分けはしてあげてるでしょ」

言いながら黒熟女が僕のシャツの上から乳首に指を当ててきて、僕は演技をする間もなく「あっ」と呻いてビクンとなった。

「ほら、すごく感じ易いみたい」
「もう、おねえちゃん。この人、今日初めて来てくれたんだよ?」
「でもベロベロに酔っちゃってるみたい。そういうコには、気つけ薬をあげないと」
「なによ気つけ薬って」
「そうねェ…」

黒熟女が僕の耳に唇を寄せて来て、「なにがいいかなぁ」と甘ったるい声で囁きながら、ズボンを突っ張らせている勃起の根元に手をスルスルと寄せてきた。

「なににしようかなぁ…」

耳に息を吹きかけられ、僕がまたビクッとした時、黒熟女の手が布越しの勃起を握ってきた。

僕が泥酔していると知って早速あからさまな悪戯を仕掛けてきた黒熟女の大胆さに驚きながら、(これはすごい魔窟に足を踏み入れたようだぞ…)と期待がこみあげてくる。

黒熟女に握られたズボンの中のモノはカチコチに勃起していて、抑えようとしても息が少しずつ荒くなってきてしまう。

「あらぁ、お姉さん、このコ苦しそうにハアハアしてる」
「そうね。でもきっと、苦しくてハアハアしてるんじゃないと思うな」
「どうしてハアハアしてるの?」
「ふふふ…気つけ薬が効いて、元気になりすぎてきちゃったからじゃない?」
「あらぁ、元気になっちゃってるの? こんなに酔ってるのに?」

横から赤熟女が僕のシャツのボタンの隙間から指を差し込んできて、すでにコチコチになっている乳首を爪でスッ、スッと撫でてくる。腕にはデカいオッパイがムニュムニュと押しつけられ、耳に息がかかってくる。

「どれくらい元気になってるか、ちょっと確認してみようかぁ」

黒熟女が言いながらズボンのチャックを下ろしてきた。僕は内心で(ホントにスケベなおばちゃんたちだな)と呆れつつ、同時に沸々と込み上げてくる嬉しさに舌舐めずりをしてしまう。

「お姉さん、このコ今、舌舐めずりをしたわよ」

赤熟女が目ざとく見つけて報告している。

「それは元気の証拠よ。だってホラ、見てご覧なさい。ココがこんなになっちゃってる!」

黒熟女の白い指でパンツの前を掻き分けられた。僕の勃起が薄暗い店内で根元まで剥き出される。薄眼で見ると、恥ずかしいほど固くなっているどころか、すでに先走り汁が尿道口から玉になって滲み出していた。

「まあ! なんなのこれ!」

赤熟女が乳首をくすぐり続けながらわざとらしく驚いて見せて、ますます強く巨乳を腕に押し当ててきた。

「ふふふ…。こんなに元気なってるなら、私たちも気つけ薬もらっちゃおっか」

黒熟女がそう言って指先で僕の先走り汁をクルクルと伸ばし、亀頭全体をテラテラと開かせた。
先走り汁を塗られて照り光った亀頭に、黒熟女が躊躇もなく顔を被せていった。ヌルッという感触と共に竿全体が熱い粘膜で覆われていく。

黒熟女は分厚い舌をデロンデロンと回して口内でカリ首を舐め回しながら首をリズミカルに上下させた。頬を窄めているのか隙間というものがまったく感じられない。ギュゥッと吸われているような圧迫感と共に、舌の動きと上下運動とか相俟って、快感がムズムズと這いあがってきた。

「まあ、すっごい。お姉ちゃん、気つけ薬ってそんなにしないと飲めないの?」
「ンムッ、ンムッ」
「イヤラしいわねぇ…。僕ちゃんもそう思うでしょう?」

ふいに赤熟女が僕に話を振ってきて、半眼の僕と赤熟女の目が合った。赤熟女の目は怖いくらいに笑っていた。僕がベロベロに酔ったふりをしていると、

「このコ、ほとんど意識がないみたい」

そう言って、「ふふん」と鼻で笑いなから真っ赤な唇を僕の首筋に押し当ててきた。黒熟女に負けないくらい分厚い舌でベロリベロリと舐め上げてくる。

「ああ…、こっちも美味しいわぁ」

時折そんな言葉を挟みつつ、赤熟女は僕のシャツの前を開くと、鎖骨の辺りから徐々に舌を下ろし、ついに胸板に吸いついて僕の敏感な突起を舐め回してきた。

黒熟女は片手で金玉袋を弄びながらずっとスロート運動を続けている。上から下からのベロ舐めに、思わず「あっ、あっ」と喘ぎ声を漏らした僕の腰が浮きかかる。赤熟女が僕の肩をグッと押さえつけて逃げられないようにし、真っ赤なマニキュアの塗られた指を僕の口に差し込んできた。

数本の指で舌を抓まれ、そのままネチャネチャと弄り回された。それはまるで犯されているような気分で、僕が生まれて初めて味わう快感だった。

黒熟女が竿の根元近くを指で擦り立てながら、亀頭を咽喉で締めつけるようにスロートしてくる。僕は「ああぁっ、あぁぁっ」と女のような声を上げて身を捩り、今にも発射してしまいそうな快感に息を荒くしていった。

ドュルッドュルッと僕の下半身全体が痙攣るように小刻みに震えて、黒熟女の口の中にスペルマが放出されました。射精の気配を察して赤熟女が一瞬ピクッと動きを止めましたが、勃起を咥え込んだ黒熟女はまだ首を上下させ続けていました。文字通り一滴残らず搾り取るという勢いでした。

「う…あ…」

射精後も吸われ続ける強烈な感覚に僕の喘ぎ声が呻き声に変わりました。

「あらぁ、もう出しちゃったの? いいなぁお姉さん」

そう言った後、赤熟女が何事もなかったかのように乳首舐めを再開しました。黒熟女が勃起を咥えたまま咽喉を鳴らし、スペルマをゆっくりと呑み込んでいる気配が伝わってきます。

酒の酔いはまだまだ残っていましたが、射精したことで賢者タイムに入った僕は自分がおかれた状況の特殊さを改めて感じて少し怖くなりました。これで終わりという気配がまったくないのです。

ヌルッという感触を残して顔を上げた黒熟女の顔が艶々と照り光って、少し若返ったように見えました。恥ずかしそうに僕をチラリと見て、黒いドレスから肩を抜いていきます。意外に形のいい巨乳をボロンッとこぼれ出し、僕の手がそこへ導かれました。

「ああ…」と腹の底から浸み出したような喘ぎ声を発しながら、黒熟女はさらにドレスの裾をたくしあげていきました。薄闇の中に真っ白な脚が浮き上がってきます。それなりの年齢なだけにやはりムチムチとした肉付きですが、逆にそれが匂い立つような色気になって立ち昇ってくるようでした。

「うふふふ…おねぇちゃん、本気になっちゃってる」

赤熟女にそう言われ、どうしていいかわからないまま、僕は射精したのに萎えてこない自分の性器に驚いていました。自分でオナニーする時は、一度発射したらすぐに萎えてしまうのがいつもの僕です。2人の愛撫が上手いのか、鼻から入り込んでくる濃いフェロモンがそうさせるのか、僕の賢者タイムは早くも終了し、新たな興奮が込み上げてきていました。

テーブルの下では赤熟女にフェラチオされ、上では黒熟女の無毛の割れ目と乳房を愛撫させられながら口に舌を突っ込まれていました。

「ンムッ…んムゥ…」

僕にはただ呻き声をあげることしかできません。噎せ返るような女の匂いが立ち昇り、黒熟女の蜜壺はますます熱く濡れ落ちていきました。

赤熟女のスロートが速くなってくると、再び射精欲がムズムズと高まってきました。

「ああっ、ああ…」

自然に声が出てしまい、さらに黒熟女に乳首を指で転がされ、口を舌で犯され続けて、頭がジンジンと痺れてきます。

射精の気配を察したのか、赤熟女のスロートはますます容赦のないものになりました。焦らすとか、長持ちさせるということがまったくない、ただヌクためだけの強烈なフェラチオでした。

ズチュッズチュッズチュッズチュッ!

湿った音がリズミカルに響いてきて、僕はふうっと気が遠くなるような感覚に襲われました。そして次の瞬間、赤熟女の口の中で二度目の射精をしてしまったのです。

赤熟女が咽喉の奥を鳴らして僕のスペルマを呑み込んでいきました。

「あら~、また出しちゃったの~?」

僕の唇から口を話した黒熟女が僕の頬を手で挟みながら言い、「でも、またすぐに搾り取ってアゲルからね」と真っ赤な唇の端を吊り上げます。

「あぁ、美味しかった」と赤熟女がテーブルの下から這い出してきて、その空間を埋めるように、黒熟女が剥き出しの太腿を僕の脚に乗せてきました。そのままスルリと腰の位置を移動させて僕の上に股がる恰好になります。

立て続けに2度発射した僕は下半身全体が痺れたようになっていて、自分が勃起しているのかどうかも分かりませんでした。それでも黒熟女は顔に笑みを浮かべて後ろ手に僕のモノを掴むと、脚を180に開いてまだ精液で濡れている先端をパイパンの穴へと導いていきました。

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