素直になれた俺の初体験

2022/07/16

あれは、高校2年の初夏だった。
俺は大阪の高校に通っていた。
中学の時から女の子に興味はあったけど、特に付き合ったりとかは無く野郎どおしの遊びで満足していた。

俺は今から考えると、どうしようもなく背伸びをしていたと思う。
キスはした事ないのに「もう済ませた」とか、童貞なのに「逆ナンされてやっちゃった」とか、風俗言った事ないのに「飛田新地で15分7000円でヤラセテもらった」とかまぁ今考えると恥ずかしいがバイト先のレストランの遊んでる先輩の話を受け売りに自分の体験のごとく話して、連れの股間を大きくさせていた。

その時はアウトローなキャラが自分の理想像であり、演じていたキャラなのである。
そんな背伸び野郎の俺の話。

高校の体育祭は6月の中旬にやっていて、別に熱くなるわけでもなく出場種目には淡々とこなし、校庭の隅っこでやたら盛り上がっているグループを

「馬鹿じゃねーの?」
と偉そうに座って馬鹿にしていた事を覚えている。
体育祭は勝ったのかな?記憶はあいまいだが勝ったんだろう。
祝勝会というなの打ち上げに誘われたからだ。
何故か活発なヤツ達が多くいる別のクラスのヤツに誘われた。

Y子 「K(俺)くん、打ち上げおいでよ。」
俺 「いいよ、いかねーよ。」
Y子は同学年イチの活発な女の子であり、ブサイクだけど、愛されキャラだった。

今でさえ、酒の飲めない子は多いが俺はその時から飲めないのを自覚していた
から酒が飲めないという理由をかくして断った。背伸びしていたなぁ。
飲めない事がカッコ悪いとも思っていたのも理由だろう。
何とか「ノリがいい」とかいう事がいい事というのを壊したかったんだろう。
興味ねぇ。空気あわねぇし、Y子はブサイクだし。
その時ひょこっと横に現れたのがチーである。

チー「なんで来ないのぉ?」
俺 「!!!」
チーは今で言うロリ顔で、めちゃめちゃかわいい子だった。
掘北マキさんにちょっと似てる。
その時のファッション雑誌の地域特集で何回か載ったのも知っている。
高校1年の時、別のクラスから廊下に出てきた時にチラッと見たときから俺はやられていた。
一目惚れだった。
学年イチ男前のAと付き合っていたはずである。

チー「おいでよ、ウチのクラスとKくんのクラスが勝ったんだからさ。」
俺 「あーそうだよねー。(やべぇ初めてしゃべる…)」
チー「あんまKくんのクラスと交流も少ないし、誘ってきてよ。」
俺 「マジで!」
チー「うん、マジで」
俺 「誘わないといけないの?(俺目的じゃないよな、そうだよな…)」
Y子 「来るんかい!さっきは行かねぇとか言ってたのに!」
俺 「いや、『いけないの』ってのは誘わないと駄目なのって意味で。」
Y子 「ややこしい事いうなぁw」
チー「ホントw」
俺 「そうかなぁ。ハハ… (Y子邪魔すんなよ!)」
こん時は既にドキドキ、ホレてる子と喋って笑いとってるなんて有頂天だった。
よく考えれば笑いとってるんじゃなくて、雑談なんだけど。
心の中では、行くのは決めたんだけど喋りたいから、長引かせる。

俺 「誰呼んで欲しいの?」
チー「仲いい子でいいよ。Mくんとか仲いいでしょ。」
俺 「うん。いつも一緒にいるな。」
チー「それとSくんとか、適当に」
俺 「いっぱいで盛り上がりたいのな。」
チー「そうそう。」
既に視線と体の方向はY子関係ねぇ、チーしか向いてねぇ俺。
この時は携帯電話も持ってるヤツは持ってたんだけど、大体がポケベル。
「連絡先と称してベル番聞けるかな」とか考えてた。
そして、チーと目が合ってドキッとした時に視線を外してしまった。
その時にもう一人の女の子Nが近づいてくるのが見えた。

Nが俺とは視線を合わせずに、チーの袖を引っ張って言った。

N  「女の子誘いに行こー」
チー「おっけぇ」
チー「じゃぁ、Kくん来てよね。バイバイ」
俺 「…(おい、邪魔だ!)」
Y子 「んで、待ち合わせ場所だけど…、学校の近くの○○公園で…」
視線がチーを露骨に追っかけてる俺。

Y子 「おい、おおーい、K!Kーくーん!聞いてる?」
俺 「あぁ、何?」
Y子 「何そのテンション、来るの?来ないの?」
俺 「行くよ!適当に誘って。」
Y子 「テンション落ちたねぇ。やっぱチーの事好きなん?Kくんも。」
俺 「『も?』ってなんだよ。」
Y子 「そんなトコに引っかかんなよw 普通引っかかるトコは好きかってトコだろw」
俺 「そっか、そうだよな…(やべぇバレタかな)」
Y子 「打ち上げで悩み聞いてやっからw じゃぁ○時にねぇ?」
俺 「おつけい」
ホームルームが終り、帰る前にMとSを誘い、「何か強制参加らしい」とそいつらには振舞って、乗り気では無い所を見せた。
待ち合わせ時間を決めて、そそくさと帰った。
バイトして貯めた一番いいジーンズにTシャツでアディダスのマスター履いて準備した。
ってかその格好を帰りながら決めていた。

待ち合わせに遅刻する事なく、チャリンコでその公園に着いた。
見渡せば、同じ高校のヤツ達が酒(主にビール・缶チューハイ)飲んでる。
合計で50人くらいかな。俺ら2年30人と1年20人くらい。
3年生はドコいったんだろ?まぁいいや。今日は来ないみたい。羽根伸ばせる。
やっぱり、目は待ち合わせのMやSより、チーを探した。見つかんない。
どっかから声を掛けられて飲んで待っていた。「あれ、意外と飲めるんだ俺」そんな事思いながらいつの間にか、MとかSも合流し、7?8人のグループになって男女で喋ってた。

もうほとんどが音楽の話、学校の話、バイトの話とかで盛り上がってて、先生の真似とかで笑いとったりしたよ。いつの間にかブサイクY子も同じグループに座ってる。

Y子 「クールなキャラかと思ったらおもしろいねぇ?w」
俺 「そうかー?(そういえば、クールなキャラで得した事ねぇな。)」
そんな事考えて、クールじゃないキャラも面白いと思ってどんどん笑わせた。
人一倍、静かな分人間観察はしてたから、細かいモノマネは自信があった。
笑い転げてくれる。でも、疲れてきた。

そうしたら、チーとNが俺らのグループにどっかからやって来た。

チー「盛り上がってるねぇ。」
N  「ホント、ココが一番面白そうだから、こっち来たよ。」
Y子 「Kくん、クールかと思ったら、結構違ったんだよ。おもろいよw」
Y子 「面白いヤツをチーとかにも見せてやってよ。」
マジかよ。俺、チーの前で思い切った事する自信ねぇぞ。やべーなー。

俺 「ちょいトイレ行ってくるわ。」
チー・Y子 「えーーー」
どうする、俺。トイレしながら考えた。
「恥ずかしながらやるのが、一番サムいからなぁ」「でも、恥ずかしい…」「よし、でもやろう思いっきり。」
そう決意した俺は、ちょうど、トイレしにきたMにメガネを借り、水道の水を頭にかけて七三にして、かなりかなり気合の入った生活指導の先生のモノマネの格好をし、元いた場所まで走り出す。そしてみんなの背後からモノマネをしながら叫んだ。

俺 「おい、こんな所で何してんだ!」
みんな「!!!!… やべ!」
俺 「では、授業を始めます?」
みんな 「ww おいー。驚かすなよ?」「なんだよwその七三」「似てんじゃねーか!w」
Y子 「ねぇ、キャラ違うでしょ? カカカッカw」
チー「似てる、似てる?w」
N  「面白いやん?。」
よっしゃウケた、チーも笑ってる。「じゃあ、今ので終りな。」そう言いながらもうモノマネの流れにならない様に別の話で盛り上げて、10分くらいで疲れたから、一人で離れた芝生に寝転がって夜空を見ていた。
やっぱ、広い公園だから見回すと色んなヤツがいた。カップルあり、脱いで笑いとってるヤツもいる。それに、小高い丘が何箇所もあったから街灯の届かない所に歩いていくヤツらもいた。

俺は変らず寝転んでたら、少し離れた所から呼びかけられた。

? 「ねぇ、ねぇ」
誰だ、と思って体を起こし、振り返ると… Y子だった。

俺とY子の二人、坂になってる芝生で体育座りで喋った。
俺 「何?」
Y子 「チーかと思った?カカカッカw」
俺 「思ってねぇよ。(思ったけど…)」
Y子 「で、どうなん?」
俺 「何がよ。」
Y子 「チーの事、どう思ってんの?好きなの?」
俺 「何でそんな事言うんだよ。」
Y子 「今日の打ち上げ誘った時の態度見てたら誰でも分かるよ。」
俺 「マジかよ。(そりゃ1年の時から好きなんて、言えねぇわな。)」
Y子 「人気だからね?、チーは。」
俺 「カワイイとは思うけど、好きとかじゃないなぁ。」
Y子 「喋りたい?」
俺 「え…」
Y子 「連れて来てあげるよw」
おもむろに立ち上がり、どっかに行こうとするから俺は焦って呼び止めた。

俺 「ちょ、ちょ、ちょい待てよ。」
Y子 「何よ。」
俺 「まぁ、座れよ。な!それに、何をチーと話すんだよ。彼氏いんだろ?」
Y子 「いないよ。」
え……

俺 「何て言った今。」
Y子 「私は彼氏いないよ。」
俺 「お・ま・え・じゃねぇぇぇよ!!!!」
Y子 「ゴメンゴメンw 嘘、私は大学生の彼氏がいるよ。」
俺 「だから!おめぇじゃねぇよ!(物好きなヒトもいるもんだw)」
Y子 「あーそうかー、Aの事。もうチーの彼氏じゃないよ。」
俺 「うっそ…」
Y子 「ちょい前に分かれたよ。そう聞いたし。両方から。」
俺 「マジかよ。」
Y子 「マジマジ、じゃぁ連れてきてあげるからっw」
今度は止めなかった。

Y子 「今度は止めねーのかw やっぱ喋りたいんじゃん。カカカッカw」
何か悔しかったけど、その言葉を無視し「早く連れて来い!」と心の中で叫んだ。

? 「ねぇ、ねぇ呼んだ?」
振り返ると、チーだった。やべぇ?可愛い。どおしよ。

俺 「呼んでねぇけど?」
チー「何かKっちが話したいらしいよって、Y子が言ってたから」
俺 「Kっち?俺のあだ名?それ」
チー「うん、私が今付けた。Kっち。可愛いでしょ。」
俺 「そんなあだ名で呼ばれた事ねえよ?w」
チー「そーなんだw Kっちっていいでしょ。」
と言いながら、よろけていた。大分飲んだんだろう。

俺 「こけたら危ないから、ココ座りなよ。」
横の芝生を叩いた。
チー「いいよ?。」
チー「お邪魔しますっと。」
始めに好きな音楽の話をした。
二人ともハイスタが好きで盛り上がった。

俺 「何の曲が好き?」
チー「曲名がわかんない。曲名をしらないんだぁ」
俺 「それ好きに入るか?w」
チー「あれあれ、Listen、the sound of secret minds♪ってやつ」
俺 「俺と一緒だw THE SOUND OF SECRET MINDS って曲名やったと思う。」
チー「そうそう。」
俺 「ホンマに、分かってんのかw」
チー「分かってるってぇ。Kっちぃ」
チー「そー言えば、Kっちってギターのヨコケンに似てない?」
俺 「髪が短いバージョンのヨコケンなら言われた事ある。」
チー「カッコいいじゃん。」
俺 「カッコいいじゃん。」
チー「ハハw」
俺 「アハハw」
嬉しかった。カッコいいって言われた。

それから、色々話して緊張もほぐれてきた。「よっしゃここは、エロ雑誌で得た知識とバイト先の先輩から聞いた口説き術をミックスしていい雰囲気にするぞ。」と意気込んだ。

ちょっと大胆にいこうと決めた。

まずは、服装をほめよう…。 わざと褒めなくても本当に可愛いんだが。

俺 「今日の服可愛いね。そのスカートとスニーカー合ってるやん。」
チー「そうかな?、丈がひざ上だから、いつもより短いんだぁ」
俺 「俺、制服しか見た事ないから、びっくり。すげー可愛いって」
チー「そぉ?アリガト。Kっちもこのマジックテープの靴いいやん。」
俺 「確かにマジックテープやけどw。」
チー「ベリベりさせてよ。ねぇ」
俺のマスターをベリベリ付けたりはがしたりしてる。
笑ってる。可愛いなぁ。ちょっと触ってやろう。

俺 「違うって、正しいはがし方があってさ…」
マジックテープにはがし方もクソも無い。

チーの手を優しく掴んで一緒にはがし方講座が始まった。何言ったんだろ、俺。覚えてない。

チー「そんな事言って。もう私の手ぇ触ってる?。Kっちって凄いね?」
俺 「駄目だった?いいじゃん、触るくらい、教えてるんだから。」
チー「… いいよ。別にぃ触っててもw」
無意味なはがし方講座は無言になっていき、ベリベリって音だけが聞こえてた。
それもゆっくりになってきた所で、チーの手の甲に覆い被さってた俺の手を滑らせて薬指と小指を
チーの手のひらに当たるように、掴み方を変えた。そして、無言のまま2、3度強く握る。

チー「ん?? んん??」
何?って感じで小さな声を出し、俺の顔を覗き込もうとする。
俺 「…」
俺は目を合わせず、優しく握り続ける。
チー「ん?? んん??」
まだ覗き込もうとしている。
俺 「どうしたの?」
知らんフリしながら聞いてみる。
チー「ぅん…」
何か普通の吐息のような返事。

嫌がるそぶりは無かった。ここからは少し二人とも無言になった。
俺は、付き合った事ねぇのに、知識や焦らしの良さとかは知ってたけど
正直言うと攻め方のタイミングがわからない。
そんな事もあり、知識を順番に試す様にじっくりじっくりいく。

次は手のひらと手のひらを合わせる形に変え、チーの指の間にさわさわっと指を滑り込ませて
は引き、それを繰り返した。ここまでくると手同士のキスである。
俺は爆発しそうな感情を抑え、手と手のキスを楽しんだ。

チーの手を犯している気分になってきたのは気のせいだろうか。

思い出したのはレストランの先輩の声

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先輩 「おい、K。女の体は、全身が性感帯と思えよ。相手に触れるか触れないかがいいんだ。」
俺 「マジすか。気持ちいい所に触るだけじゃ駄目なんすか?」
先輩 「手のひら出してみな。そこにさわさわっと。触れるだけでいいから。」
俺 「確かにブルルっとくるもんありますねぇ。」
先輩 「そして、目安は血管な。血管にそってさわさわやるといい。」
俺 「何でですのん。」
先輩 「俺もコック長に聞いただけ。でも、実際気持ちいい。お前も覚えとき。」
俺 「コック長はエロいすね?、ありがとございます?。」
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そんな事をまだ付き合ってもいない、しかも、1年以上片思いしてる子に実践してる。
今から考えたらすげー恐ろしい事やっていました。
次は、手相見せてよと言わんばかりに手のひらを自分の目の前に持ってきた。

俺 「きれいな手だね。」
シワにそって爪で触る。
チー「ぅん。ぁりがと…。」
ちょっとだけ、吐息が大きくなっていた。
俺 「恋愛運はあがったり下がったりしてるわ。」
Y子に聞いた事と、これからの複線を張っとく。
チー「やっぱりぃ…」
そういって、彼氏が今はいない事を俺は確信した。俺は「ふーん」と言いながら無表情で
手首から肘までの血管を暗い街灯を頼りにさわっとしていく。
ブルっと震えたチーは鳥肌がたったのがわかった。

チー「鳥肌がたっちゃったw」
俺 「何で?」
知らんフリである。
チー「だって、Kっちがそんな触り方するからぁ。」
俺 「あ、ゴメンゴメン。嫌だった?」
チー「嫌じゃないけどさぁ。何かさぁ…。」
俺 「何か…」
チー「ぅん。何か…エロいっていうか…」
俺 「ふーん。」
おトボケ全開である。
チー「ふぅーー。」
吐息ともため息とも取れない呼吸になってきた。それを聞いた俺もそんな感じになる。
要は同調だ。チーと俺は同じ状態である事をチーに感じさせる。
その時俺が考えていた事はチーがエロい気持ちになっているのは、『チーが俺の事が好きだからエロい気持ちになってるんだよ。』と、チーに勘違いさせる事だ。

先ほどのため息を気にしてるフリして次は、チーの唇を見つめる。
これは、エロ雑誌にもいい効果があるって書かれていた。ありがとうエロ雑誌。
もちろん、手はさわさわ。チーの指の間にさわさわっと指を滑り込ませては引き、それを繰り返した。

俺 「どうしたの?」
じっと唇を見つめる。
チー「別にぃ…」
まだ見つめる。
俺 「気分良くないなら、水買ってこようか。」
唇に話しかける。
チー「大丈夫だよぉ。」
俺 「ホントに大丈夫?」
すこし、目を見つめてから、また唇を見つめる。
チー「うん…」
俺 「目がトロンってしてるよ。」
チー「そぉかなぁ…」
俺 「唇もさっきからちょっとあきっぱなしだし。」
チー「ぅん…」
唇を噛んで閉めなおす。でも、閉めたら鼻からの吐息が聞こえる。
俺 「やっぱ水買ってくるよ。」
買う気なぞ、毛頭無いが。
チー「ぅぅん。 ここにいて…」
正直キタ!と思ったよ。
ロリ顔なのに、目がトロンとし、唇を少し開きながら、吐息が漏れる様子はホントにエロく、感じているのがわかりました。

周りを見渡すと、人も少なくなってきていたが、まだ、皆から見わたせる範囲にいましたので、「ちょっと横になろうか。」とあくまでも心配している形で、街灯の届かない他の人にも見えない位置に行きました。
そこは、斜面の角度もきつく、座ってから自然にゴロンと寝転がれました。二人とも寝たままで膝を立てている状態です。
そこの芝生は気持ちよく、ホントに寝れるかなって言うくらいの気持ちよさです。

俺 「明日の予定とかはないの?」
チー「うん、明日は日曜日(体育祭は土曜日)だし。大丈夫。」
時間は22時頃を回ったくらいだったと思う。遠くで誰かの「帰るわ?」ってな声も聞こえた。

俺 「ねぇ。」
チー「んん?」
チーは膝を俺のいる方に倒し、横になってこちらを見ています。
俺も顔だけ横になりチーの唇を見つめ、話し始めました。

俺 「唇すごい、キレイだね。キラキラってしてるし。」
チー「やっぱ。Kっち唇みてたよねぇ。何かさっきからおかしいなって、視線が。」
俺 「何て言うか、魅力的っていうの?」
チー「ぇ… 自信はないけどなぁ。リップ塗ってるよ。キラキラの」
俺 「どんなリップ?」
チー「えーとね…」
チーはデニムスカートのポケットに視線を落とし、「ちょっと待ってね」って言いながら
ポケットに手を入れて探していました。
ゴソゴソしている最中に俺はぐいっと体を寄せ、探しているポケットの上からチーの手首を
掴み、ちょっとだけ動けないようにしました。

すこし、ドキっとした表情になったチーはこちらをゆっくりと見ます。
顔と顔のキョリは20cm位になってました。

俺 「リップが見たいんじゃないよ。」
チー「ぇ…違うの?」
掴んでる手とは違うもう一方の手で、チーの唇のフチを指の腹で撫でる様に触りました。
フチをくるくると周り、少しグニっと押したりしました。

俺 「ふーん」
チーの視線は指も俺も見ていません。
チー「ねぇ…何か…分かったの…。」
チーのアゴがゆっくりと上がります。
俺 「キラキラって取れないんだね。」
チー「うーん、分かんない…。」
俺 「ちょっと取っていい?」
チー「ぅん…ぃぃょ…。」
俺 「それじゃあ…」
そういってもっと体を寄せ、顔と顔のキョリを5cm位に近づけます。
彼女は口で取られると思ったのでしょう。顔を少し後ろにします。

チー「ねぇ。今チューしようとしたでしょ。」
俺 「まさか。」
チー「だって…こんな近くに寄ってきたし…」
その言葉を無視し、唇を触っていた手を首筋と耳に移します。
そして、優しく首筋のうっすらと見える頚動脈を目安に、触れるか触れないかの力でさわさわとし、チーの表情を伺います。

チーは「くすぐったいよ?…」と、言いながら口からは走った後の様な吐息が静かに聞こえてきます。生唾を大きく飲んでいる仕草も見えました。

チー「ねぇ…チューしようとしなかった…?」
今にも消え入りそうな声です。
俺 「チューはしようとしてないよ。」
チー「だってぇ…、ハァ」
俺 「でもね…」
チー「ん…、」
「でもね…」と、言いかけた俺は、チーのデニムスカートの裾を少しだけ上げるくらいの力で、チーの足の間に僕の足をするっと入れました。
彼女は更に顔が紅葉し、瞬きにゆっくりと時間をかけるようになっています。
そして、首筋を触っていた手が彼女のビクっとする場所を見つけ、そこの周辺を更に重点的に触ります。

俺 「口でキラキラを取ろうとはしたよ。」
先ほどの話を引っ張ります。
チー「それってチューじゃん。 んっ… 」
俺 「どうしたの?ちょっと熱っぽそうだね。」
チー「何か…気持ちいいっていうか…んっ…エロいっていうかぁ ハァ・・・ゴメンね…」
ゴメンと聞いて少しかわいそうかなと思い、ポケットを押さえていた手を腰の後ろに回し、密着するまで抱き寄せました。
首筋を刺激する手は首の後ろを一回りし、逆側の首筋を刺激しています。

チー「Kっちってこんなにエロいんだぁ…ハァ…ハァ…」
俺 「そうかなぁ。そんなつもり無いんだけどなぁ。」
チー「エロいよぉ。 すごいドキドキする。 こんな感じ初めてかも…」
俺 「そうなの?」
チー「ぅん。心臓じゃなくて、胸の中心が凄い熱いんだぁ…何だろぉ…」
それを聞いた俺は同じくらい胸が爆発しそうでしたが、それを押さえ、首筋のポイントに俺の唇を触れるか触れないかのキョリで当てました。
何も抵抗しないチー、それを確認した俺は始めはキスからというセオリーを無視し、首筋のポイントを静かに舐めました。
もう、言葉は無くていいと判断し、耳にいきました。耳全体を柔らかい唇で覆い、柔らかくした舌で、耳の段差をなぞります。そして時々、耳たぶを甘噛みします。

今までは少し悶えるような動きだけだったのが、明らかにビクっとした反応がありました。

チー「あれぇ…何…コレ…」
ビクっとした事が恥ずかしかったのか、何とか誤魔化そうとしていたのでしょうが、誤魔化せる様な言葉は無かったのでしょう。

俺は自分の新しいサディステックな一面も発見しながら、不思議と罪悪感はありませんでした。
それは、何よりチーが気持ち良さそうな表情をずっとしているからです。

追撃はおさまりません。「頭の中心まで響け」と願いながら、俺は舌と口腔の上の部分を使いピチャピチャとした音をわざと大きめにたてました。
今度はもう瞬きではなく、目をずっと閉じています。

それを見た俺は、腰に回していた手を、すっとお尻の方にずらしていました。

チー「なんだろう…気持ちいい…っていうかヤバい…」
俺 「そうなんだぁ、 (ピチャッ…ピチャ)」
チー「ねぇ…どうしてこんな事するの…おかしくなっちゃいそうなんだけど…」
俺 「どうしてかなぁ。チーが魅力的だからじゃない?」
チー「こんなに…初めてだよ…体が熱い…ハァハァ」
俺 「彼氏いたんじゃないの?」
チー「うん…でも…普通のチューまでしかしてないし…まだ処女だし…」
え・・・・

え?処女?マジで?俺のクソ童貞と一緒じゃん。
じゃぁホントに俺と同じくらいの興奮してんのかよ。
ピチャピチャが気持ち大きくなった所で彼女の手が俺の腰に回って来ました。
ここで、俺のヤツは更にギンギンになり、それをチーに押さえつけたいがためにデニムスカートの裾を俺の膝で押し上げ、俺の太ももは彼女の大事な所を押さえつけました。

大きめの吐息に混じる感じている声。そして、一方の手はTシャツの背中に入っていきました。

舌は耳を攻め、右手は首筋を、左手は背中を、太ももは大事な所を攻めていました。
興奮しながらも俺は、やればできるもんだと、変に自分に感心していました。
そして、まだ、AもBもしていないよな、Bはしてるのかな?とか、考えてたら少し、笑ってしまいました。

俺 「フフフ」
チー「ねぇ…なんで…笑ってるの…?…ハァハァ」
俺 「いや、こんなに二人とも興奮してるのにキスもしてないんだもん…ハァハァ」
チー「ホントだ…こんなにチューして欲しいの…始めてかも…ハァハァ」
チー「ねぇ…、・・・して欲しい…ハァハァ」
俺 「何を…して欲しいって?…ハァ」
チー「ハァハァ…、 チューゥー!…ハァハァ」
俺 「チューはしないよ。」
チー「何でぇ…」
その時にちょっと強めに太ももを彼女の股に強く押し付け上下に動かしました。
そして、背中に入れていた手は、ブラを外すぞとばかりにブラと背中の間に入れてはパチンと音を立て戻すのを繰り返します。
もう完全に彼女はトロけていました。

チー「アンっ…何で…何で…チューしてくれないの…?」
俺 「チューしないけど、キスはするよ。」
チー「…ハァ…どう…違うのよ…アンッ…」
俺 「チューは口と口があたるだけだけど…、キスってのはトロけあう様なヤツがしたい…チーと…」
チー「…ウン…しよ…したい…したい…ハァハァ」
口は開き、目は閉じて、耳を攻められながら、大事な所も刺激されている。
そしてずっと耳元で甘い言葉を囁いてたもんだから、チーはたまんなかったでしょう。
自分がこんな事されたら、想像しただけで興奮します。

俺 「じゃあ、しよっか…」
チー「ウン…Kっちの…唇…欲しい…、」
チー「…何でこんな恥ずかしい…事言えるんだろ…私…」
俺 「それは俺がチーの事、好きだったように…チーも…俺の事が好きになったからかも…」
さらっとこんなタイミングで告白します。恥ずかしくなかったのは俺も頭が沸騰してたんでしょう。

チー「うん…そうかも…胸が…熱くて痛いもん…ハァハァ」
いよいよ唇に向かう時はキスに集中しようと、背中と首筋を刺激した手を止め、ギュッと抱きしめ、太ももの動きも止めました。
そして、耳から首筋を通り頬を軽くキスしながら、柔らかそうな唇の端っこまで来た時に何か聞こえました。

? 「チーィー!!? ドコーーー!? チーィー!!! ドコにいるのーーー!!!?」
どんどん近づいてきます。これからなのに、彼女は少し、放心状態でしたが、近づくにつれスカートの裾を直し、髪の乱れを直しました。俺も慌てて元の夜空を見た状態に戻し、少し離れました。

? 「チー? ドコーよーー?」
あまりのしつこさに、チーは「ココだよー」と大きな声を出しました。むしろ呼ぶ事で怪しい事はしてませんでしたとアピールするように…。
呼んでいたのはNでした。

N  「こんなトコいたんだぁ」
チー「周りが暗い方が夜空がしっかりみえるからさぁ…」
N  「Kくんもココで?」
俺 「あぁ、世間話しながら、まったり、夜空見てたよ。」
N  「そうなんだぁ。あっ、チーさぁ…Aくんが呼んでたよ。」
チー「Aがぁ? 何でよ、私関係ないじゃん…」
チーは横になり俺を見ていた様子ですが、気まずいので俺は夜空から視線を移しませんでした。

チー「後で行くって言っておいてよ…」
N  「いや…結構前から探してて、どうしても話したい事があるって言ってたから…」
チー「何?…やだ?…タイミング悪いなぁ…もぅ…」
少し、泣きそうになっていたチーですが、泣くのはNが勘違いするので、堪えて我慢。
「じゃぁ、ちょっといってくるね」と嫌そうに言いいながら、Nにばれないように唇をチュッ突き出す動きを俺だけに見せてくれました。めちゃめちゃ可愛かったので目を閉じ「やられた?」ってアクションを取ると、ちょっと笑ってくれました。

そして、一人になり…チーに押し付けていた膝の部分を触ると湿っていました。22時半位なのをポケベルで確認したので「もう今日は帰ろかなぁ」なんて思っていたら、先ほどのNが余ったビールを4本持って隣に座りました。

N  「私もココで夜空見よーっと。」
俺 「ああ、いいよ。」
N  「さっきはチーと何喋ってたの?」
俺 「別に…世間話してただけだし。」
N  「ふーん、そうなんだぁ。よかったぁ。」
よかったぁ? テメーが邪魔しなけりゃ、すんげぇ熱いキスしてたのによぉ。
空気読めよな。こんな事言っても仕方ないが。タイミング悪すぎなんだよ。何だよコイツ。
ってな事を考えていたら、少しイライラし、対応は良かったとは言えません。
でも何故かNは取り繕うように、気を使うように接してきます。

ここで、Nのこの時までの印象なんですが、Y子の様に明るく愛されキャラでもなく、チーの様に可愛くて目立つ存在でもない。
顔は普通、カッコはヴィヴィアンを着ているようなしっとりとした子で、目立つ子の横にいる子だった。総じて言えば『明るい普通の子』って感じです。

N  「ビール持って来たよ?。飲もうよ。」
俺 「あぁ、アリガト。」
俺はチューハイは少しいけるけど、ビールは苦手です。今日確信しました。だから、開けずに横におきます。

N  「ぐっ…ぐっ…ぐっ…プはー…おいしー。」
俺 「結構飲めるんだ。Nは。」
N  「うん、中学ん時に、お父さんのヤツをちょいちょいもらってたからさ。」
俺 「へー」
N  「Kくんは?」
俺 「何?」
N  「ビール飲まないの?…飲めないの?」
俺 「あんまりね。ビールは好きじゃない。」
N  「そうなんだぁ。ゴメンね、チューハイ持ってこればよかったね。ホントゴメン。」
俺 「なんで、そんなに謝ってんの?」
N  「いや、Kくんと一緒に飲みたかったからさぁ。」
そこから、俺は短文ですが、話は続きました。でもおかしいんです、何か。
勘違いならいいんですが、ほぼ、間違いありません。
Nは俺の事が好きっていうオーラや仕草、言動をするんです。
ビールについてまだ謝ってるし、何か見てるなと思って見返すと視線をそらすし。
ここで、俺は少し行動します。先ほどの恨みもありますし。

俺 「あのさぁ、チューってした事ある?」
N  「え…何?…何て言ったの?」
俺 「いや、Nはチューした事ある?」
N  「いきなり、何言うんよ…Kくん…びっくりするやんかぁ。 アハハ」
俺 「いや、真剣に聞いてんのよ。」
そう言いながら、お互い座りなおし、横にピタッとくっつきます。俺は左手をNの腰にまわし、手をNの胸の膨らみに沿うように親指と人差し指の線をあてがいます。
いつでも揉めるような体勢です。
Nは何とか笑顔は保ちますが、視線は俺の左手と俺の顔を交互に見ています。
少し挙動不審な感じで。

俺 「なぁ、チューした事ある?」
N  「うん、1年の時に。」
俺 「誰と?」
N  「他の高校の男の子、半年くらいかなぁ。付き合ってたのは。」
俺 「ふーん、エッチは?」
N  「なっ…何て?!エッチ?」
俺 「うん、エッチはしたん?」
N  「…した。時々しかしてないけど。」
俺 「気持ちよかった?」
N  「…ぅん…。」
この時には左手はNの下乳を覆うようになってたと思います。

俺 「ドコが一番気持ちよかった?」
N  「ドコって言われても…やっぱ最中じゃない?わからん…、ゴメン…」
顔は紅潮していってますが、何かコイツには焦らしたくねーなぁと思い、苛める事にしました。

俺 「すっげぇ、やらしそうやもんなぁ、お前って。」
N  「え…そう…?…ちょっとショックかも…」
俺 「何でショックなん?」
N  「いや、Kくんにそんな風に見られてたって思うとさぁ…やっぱりショックやわ。」
ココで、右手はNのスカートをくぐり、内腿をさわさわします。
体が少しビクっとなり、泳いでいた視線が俺の目をジッと見るようになりました。

俺 「なんで俺にそんな風に見られたら嫌なん?」
N  「嫌っていうか…ショック…Kくんに言われるのはショック…」
俺 「俺やから?」
N  「うん…、」
俺 「俺さぁ…チーの事好きやねんけどさぁ」
N  「…、!!…」
俺 「チーってめっちゃ可愛いよなぁ。」
N  「チー?…えーと…チーは…可愛いなぁ…」
俺 「チーはAと別れたって聞いてさぁ、そんでさっきは『カッコイイ』って言ってくれてさぁ」
N  「……ん…」
俺 「好きな曲も一緒で、めっちゃ嬉しかったわ。」
N  「そうなん…」
そう言って俺はどちらの手も引っ込め、また俺だけゴロンと寝転がりました。
それから、チーの好きな物とか、タイプとかをNに質問攻めをしていました。
Nは悲しそうな顔をしていましたが、言葉に詰まりながらも答えてくれました。

23時くらいになった頃、チーが帰ってきました。ヤバイ、可愛い。俺ってロリ顔がやっぱタイプなんだなぁと再確認し、俺の右側に座りました。俺を越えるように左からNはチーに話しかけました。

N  「Aは何の話しやったん?やっぱヨリ戻してとか?」
チー「うん、離れてから好きやって気づいたって言われて。」
N  「戻るんやんな、チー、戻りたいって言ってたし。」
チー「…、」
俺の表情を少し見ます。
N  「でも、勝手やなぁ、Aも。振っておいて、戻りたいなんてさ。でもよかったやん。」
チー「ヨリ戻すのは断った。」
N  「断ったん……!?」
チー「何か今は好きじゃないような気がするし。」
N  「そぉ…なんや…。」
俺は心の中でガッツポーズをしました。そして、少し世間話をした後にNは「もう遅いからY子と帰るわ」と言い、明るい表情をつくり、帰っていきました。
そして、二人は少しのキョリを置いて並んで座っています。

俺 「断ったんやぁ…ヨリ戻すの。」
チー「うん、何かさぁ、タイミングも悪いし。私といる時には無言が多いしさ。」
俺 「無言なんや。」
チー「うん、みんなといる時の笑顔とかは二人の時は見た事ないし。」
俺 「そっかぁ、それはちょい寂しいなぁ。」
チー「でも、もういいねん。何か。」
俺 「何か…?」
チー「うん。」
俺 「何かって何よ。」
チー「…内緒♪」
チーは弾けた笑顔でこちらを見つめていました。俺は「ちょ、今の顔可愛すぎやろ」って思いながら視線をそらし、頭の中で「ヤバイ、可愛すぎる」って言葉を繰り返していました。

チー「私がヨリを戻さんで嬉しい?Kっちは?」
チーはグッと移動し寄り添ってきました。そして視線を避け続ける俺の顔をくったくの無い笑顔で覗き込んできます。

俺 「ああ」
チー「えっ…、聞こえんかった…何て言ったん?」
ぐいぐい寄ってきます。
俺 「だから 『ああっ』って」
チー「『ああっ』って何よ。」
俺 「嬉しいって事!」
チー「そーーなぁんーやー♪」
チーは嬉しそうにキャッキャ言いながら、俺の肩を引っ張り、俺を寝転がせます。
そして横でピッタリと添い寝し、仰向けの俺の耳にチュッとしました。
そこでチーは「何で嬉しいの?」と繰り返し、囁きます。
頭がボーっとしてきた俺は、どうやってこっから攻めようとばかり考えていました。
俺は少し考え、落ち着きを取り戻しつつありました。周りを見渡し誰もいない事を確認しました。
目が慣れているのですが、辺りはほとんど真っ暗です。虫の声しか聞こえません。

そして、向き合うように横に寝る形になりました。キャッキャとしていたチーに右手を差し出し芝生とチーの顔の間に滑り込ませ、腕枕のようにしました。
そこで俺は、左手で「静かに」の人差し指を立てるポーズをし、その指に自分でキスをした後にその指をチーにキスさせました。

俺 「もうすっかり周りは暗いね。」
チー「ほんと、暗いね。でもKっちが見てるのはわかる。」
俺 「ホントに!?」
チー「ココ見てるんでしょ♪ チュチュチュ」
チーは口をアヒル口にして、チュチュチュっと音を立てて、ふざけています。
そのタイミングで俺は右手は首筋を、そして左手はスカートの裾をゆっくりとたくし上げました。
それから、足の間にスルリと片足を忍び込ませようとしました。最初は足を閉じていたのですが俺の膝が太ももに当たった後にチーはゆっくりと足を開き、先ほどと同様の形になりました。
その時は表情が笑顔から急に先ほどの紅潮したエロい顔に変りました。

俺 「足の間に入れていい?」
チー「もぅ…いれてるやんかぁ…」
そこで、スカートの裾を腰骨辺りまで上げた左手は、チーの下着のフチをゆっくりとゆっくりと撫でます。
決して大事な所は触らずに、親指と小指で左右のフチを攻めたり、局部の横のフチを人差し指と中指で小刻みに動かしながら撫でます。

俺 「触っていい?」
チー「もぅ…さっきから…いっぱい…さわって…る…やっん…」
ビクっビクっと体を反応させ、可愛い声をあげるロリ顔のチーは非常にやらしい表情になり、先ほどの沸騰と同じような感じに見て取れました。
下半身を攻めるのは左手から太ももにバトンタッチし、左手はTシャツの背中側にそろりと入ります。あくまでゆっくりと。
そして上手い事に片手でブラを外す事に成功しました。
チーは目を閉じていましたが、口はだらしなく開いています。「キス…して…」と、聞こえたような気がしましたがあえて何も答えず無視をします。

太ももを力強く上下させるのと同時に、外れて役に立たなくなったブラを決して乳首を触る事なく首元の方向に押し上げます。
それから手をTシャツから抜き、Tシャツに浮き出る乳首の周りをさすりました。
右手は耳の中を舐めるように指で犯します。

俺 「ブラを外していい?」
チー「もぅ…外してるやんかぁ…Kっちは…エロいなぁ…ハァ …ハァ…」
俺 「気持ちいいんやぁ、嬉しい、チーのヤラしい表情が興奮するわ…ハァ」
チー「フゥ…ハァ…したくて…してるんじゃ…ないん…よ…」
俺 「もっと…ヤラしくなる?…」
チー「フゥ…え…今より…やらし…く…なんのかなぁ…ハァ」
俺 「なると…思うよ…」
そう言った俺は、耳を舌で攻め、左手をパンツの中にスルリと入れました。
左手にすごい熱気を感じました。
それから、チーの陰毛を指先で感じ、そろりそろりと指を局部に近づくように這わせます。

チー「…!?…アカン…って、アカンって…、」
俺 「ココまできたら止められへんよ…(ピチャ…ピチャ…)」
チー「…怖い…おかしくなりそう…頭が…ボーっとしてるし…心臓が…聞こえる…」
俺 「大丈夫…俺も…同じ…」
チー「ほんとぅ…?…」
左手の中指はグチョグチョのアソコに届きました。
これが濡れてるってヤツかと思いました。
幾度か経験を重ねた今から考えるととんでもない濡れ方だったというのは断言できます。
それを感じた俺は、左手はそのままに、体勢を少し変え、右手で自分のジーンズとトランクスを下げる事にしました。な
ぜなら、痛いほど張っていたからです。
もう一度、腕枕の状態にし、少し進みすぎた左手を戻し、タップリと濡れた指先でクリトリスと思われる突起をグニグニします。

チー「…イヤッ…、イヤッ…ヤバイ…ねぇ、Kっち…ヤバイってぇ…」
俺 「大丈夫…やっ…て、」
チー「なんか…あたま…の中が、ぐるぐるしてさぁ…息も…苦しいし…さぁ…」
俺 「俺のヤツ…も…触って…欲しい…」
チー「ぅん…ドコ…?…ハァ…気持ち…ぃぃ…」
何回かの空振りの後、チーは俺のアソコを握りました。

チー「すっごく…硬いね…ぇ、」
俺 「チーの事考えて…チーの体を触って…チーの表情見てたら…こうなっちゃったわ…」
チー「なんか…うれしい…」
俺 「俺も…チーがこんなに…興奮して、濡れてるの、うれしいわぁ…」
チー「もぉ…」
チーはそう言って恥ずかしそうに俺の首筋にキスしてきました。俺は童貞なんだけど、上手くいくのかな。
これから先の事。考えると不安がよぎりますが、何度も見たビデオ、雑誌やらでは何をすればイイかは分かっています。
多少落ち着きを取り戻しますが、アソコをシゴかれたり、亀頭を指で触られたりすると、思わず声が出そうになります。
そこでこう言いました。

俺 「エッチ…しよっかぁ…」
チー「…、ハァ…ハァ」
俺 「エッチ…したい…チーの中に挿れたい…」
チー「…、ハァ…ハァ」

……………

俺 「挿れて…、いい…?」
チー「…、ハァ…、ハァ…、ぅん…いれて…欲しい…」
心の中で「ヤッター!!」という声が鳴り響きます。嬉しくて仕方がありません。
体勢はもう決めてありました。俗に言う騎上位です。しっかりとズボンとトランクスを下げました。
チーは息苦しそうにパンツを脱ぎます。チーはデニムスカートを脱ぐ事を躊躇っておりましたので「そのままでいいよ」と言い、たくし上げてから上に乗ってもらいました。チーはもしもの事を考えて見られないようにその後、隠れるわけでもないのに何回か裾を下げていました。
俺のアソコとチーのアソコが生であたっています。どちらもヌルヌルとしたものが敏感な所にあたり、気持ちよかった事でしょう。

俺 「あたって…る…ね…」
チー「ぅん…あたってる…、」
俺はグッとアソコに押し付けました。チーはそれで崩れるように俺に覆いかぶさりました。
お互いに耳元で相手の吐息を感じながら、興奮は加速度的に増していきます。
俺の亀頭が、チーのクリトリスとアソコの全部を撫でるようにゆっくりと往復します。
その動きが更に体と気持ちを高ぶらせました。

俺 「気持ち…いいね…」
チー「ぅん…とっても…意識、飛びそ…」
俺 「俺も…何か俺…すごい、幸せやわ。」
チー「私も…すっごい…すっごい…幸せ…」
俺 「俺も…」
チー「ねぇ……好き…?」
俺 「ん…?」
チー「私の事さぁ…Kっちは…好き…?」
俺 「あったりまえやん!」
チー「…ホンマ…?」
俺 「世界で一番な!…」
そう言うと、チーはうっすらと涙を浮かべ、優しく俺の唇にキスをしてきました。
最初はチュッと、それからはだんだん長く、だんだんゆっくりと。
とても柔らかい唇と舌が俺の口を刺激します。

それから、だんだんと俺のアソコが入りだし、一回の往復で入る深さがゆっくりと増していきます。
「痛かったら止めやぁ」と言うと、可愛く「うん」と返事をしました。
それから長い事キスと往復運動を経て、根元までキッチリ入りました。亀頭の先に奥にあたっている感覚が感じられます。その状態で動かずに少し会話をしました。

俺 「あれ…痛くないの…?」
チー「ぅん…ちょっとだけ痛かったぁ…」
俺 「大丈夫…、?」
チー「大丈夫やった…、多分Kっちがゆっくりゆっくり挿れてくれたから…」
俺 「それに、すごい濡れてたからかなぁ…w」
チー「もぅ…w」
チー「…気持ちよくて安心する…」
俺 「…ホンマ…」
チー「こんなに…エッチって…気持ち良かったんや…」
俺 「俺も…初めて…」
チー「…ぇ…初めてなん?」
俺 「うん、エッチはチーが初めてやで…」
チー「私と一緒やん…嬉しいなぁ」
それからチーは「嬉しい」と連呼し、俺も同じくらい言いました。

俺 「ちょっと、動いてみよっかぁ…」
チー「うん…」
俺 「ゆーっくり動くから…痛かったらすぐ言ってな」
チー「はーい♪」
彼女は挿入が痛くなかった事が事の他嬉しかったようで、その後も少しは痛がりましたが最後までゆっくりとしたエッチは止まりませんでした。
チーの中はもう暖かく、ヌルヌルとしたものが吸い付いてくるような感じでした。
俺は、ギリギリで外に精子を出し、自分にかかったのを手で振り払いながら二人で笑いました。

そして、チーは終わった後に「ありがと♪」と、言いながらキスをしてくれました。
その長いキスが終り、ポケベルを確認すると0時過ぎでした。

俺 「もうこんな時間かぁ、0時過ぎちゃったわ。」
チー「ゆーっくり、やってたもんねぇ♪私達」
俺 「ほんまやなぁw」
チー「あ、初めてのエッチの記念日は昨日か今日かどっちにしよー?」
どっちでもいい事に悩んでいたチーの姿は、とても可愛らしく、「どっちがいいと思う?」
と言いながらキスを何度もしてきました。そして、俺はチーにこう言いました。

俺 「昨日でいいやん。」
チー「何でよぉ。」
俺 「昨日から始めたしさぁ」
チー「やっぱそうかぁ。」
少しの沈黙の後。

俺 「もぅ一回、やろっか」
チー「うん♪」
脚色かなり少なめの、俺の体験した話『素直になれた俺の初体験』でした…

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