元妻への祈り・・・
2021/02/05
15年の結婚生活を円満離婚で幕を引いたのは12年前、俺が40歳、元妻38歳のときだった。
今後、出産は厳しいからとの理由にも説得力を感じ、一人息子の親権は元妻に譲った。
俺達は、お互い3年近く不倫していた。
妻は、息子が小学校高学年になって手がかからなくなったので、臨時雇いだったが36歳で仕事に復帰した。
そこで、かつて直属の上司だった47歳のバツイチ男と不倫が始まった。
一方俺は、38歳のとき、夏休みにアルバイトで来ていた可愛い純情短大1年生の結香を可愛がっているうち妙に気に入られて嬉しくて、半分冗談で口説いたら落ちてしまい、結香の初めての男となった。
妻は、アラフィフバツイチ男の不貞肉棒に掻き回されて性欲処理の背徳交尾に酔い痴れ、拘束されて電動玩具の底なし無限絶頂を味わううち、恥知らずな奴隷肉玩具に堕ちた。
俺は、自分の半分の年齢の結香のピンクのお嬢膣穴に、どす黒いアラフォー生肉棒をめり込ませ、覚えたての快感に浅ましくヨガり、中年肉棒に発情する、純朴な外見の隠れ淫女となった。
それでも俺達夫婦は、週に2回の営みがあった。
お互い、夫婦の営みを疎かにして不倫が発覚することを恐れていた。
しかし、妻の膣内の感触に明らかな違和感を感じたり、ヨガリ声や喘ぎ方に変化を感じていた。
妻も、俺の肉棒の動きや腰使いに変化を感じていた。
お互いに対する愛情は変わっておらず、夫婦の営みにより、間違いなく愛情の確認をしていた。
しかし、不倫相手に会うと、その愛情は完全に消え去り、目の前の快楽に耽っていた。
不倫関係も2年が過ぎる頃には、結香は短大を卒業してOLになっていた。
短大と違って男性の視線に晒された純朴な外見に、言い寄る男も現れたが結香は既に俺の中年肉棒中毒になっていた。
俺は結香に結婚を迫られ、妻はバツイチ男に結婚を迫られていた。
愛情と身体のバランスが狂って、次第に不倫相手にも愛情が芽生えてきた。
もうお互いに、相手にはもう一つの愛の世界があることに気付いていた。
限界だった。
泣きながらお互いを気遣った。
仕方がないよと慰めた。
苦しいなら別れようと決めた。
中学生になった息子に伝えた。
息子は黙って頷いた。
息子の親権は妻が持つ。
新しいパートナーと真剣に向き合うため、今後一切会わない。
夫婦の公平性を保つため、離婚後半年は入籍しない。
慰謝料、養育費は不問。
財産分与は妻名義の預貯金のみとする。
息子を妻の新しいパートナーへ預け、妻と息子の荷物を整理した。
そして、夫婦最後に一泊で温泉旅行に出かけた。
思い出に、最後に二人で貸切露天風呂に入った。
そこで1度交わった。
渓流に妻のヨガリ声が消えた。
部屋での交わりは濃密だった。
妻をマングリと開脚させて赤く肥大した淫豆に吸い付き、50男の肉棒が散々挿さった淫穴から噴き出た最後の淫汁をすすった。
そして、夫による最後の肉棒懲罰で、昇天咆哮を旅館中に響き渡らせた。
翌朝、朝起ち肉棒に跨って吼える妻によって起こされた。
「あああ~、あなたぁ~さようならぁ~」仰け反って逝く妻の目に、涙が光っていた。
俺達が温泉に泊まっている間、息子と妻の新しいパートナーが妻と息子の荷物を新しい住まいに運び出すことになっていた。
市役所に離婚届を提出した後、妻を駅まで送った。
「長い間、本当にお世話になりました。」
「息子を頼むぞ。幸せになれよ。じゃあな。」妻と、いや、元妻と交わした最後の言葉だった。
家に戻ったら、元妻と息子の荷物は消えていた。
息子の部屋は空っぽだった。
夫婦の寝室は、妻の化粧道具が置いてあった場所だけ畳が青かった。
物凄い喪失感が俺を襲った。
俺は「若い彼女」と結婚した。
若い彼女の結香が完全に俺の中年肉棒中毒に陥っていて、反対するなら絶縁すると騒いで、結香の両親は仕方なく承諾した。
俺41歳、結香22歳で結婚した。
一応、式は挙げたが披露宴はしなかった。
結香は、子供が生まれるまではと仕事を続けたが、19歳年上のバツイチオヤジと結婚したので好奇の目に晒された。
結香に振られた男が「オッサンのチンポは美味しいか?」
「昨夜もオヤジのオモチャにされたのかな?」などのセクハラを受けた。
人妻になっても残る結香ファンと衝突していた。
俺の家にやってきた結香は、部屋を可愛く模様替えした。
元妻がガーデニングした一角は、結香が家庭菜園に変えた。
菜園の手入れをする結香は、お下げにしてオーバーオール姿の純朴娘で、まるで田舎の女子高生だった。
浴室で手足を洗って出てきたオーバーオールの結香を後ろから羽交い絞めにして、両胸を揉むと「あ~ん」と身を捩った。
少しずつ上半身から剥いて、股間に指を忍ばせた。
既にトロトロに溢れさせ、俺の肉棒を待っていた。
腰をくねらせて挿入を乞い、俺の股間に手が伸ばした。
「ね、ね、早く。黒棒入れて。」脱衣所の壁に両手を突かせ、後ろからヌプッと挿す。
「はあ~」膣内を満たされて、結香は安堵のため息をついた。
ゆっくり腰を使うと、俺の肉棒が結香の蜜で黒光りした。
クイクイと腰を小刻みに振ると、ユラユラ揺れるお下げの向こうに、目を閉じてウットリと肉棒を味わう幼顔の純朴娘が洗面台の鏡に映った。
後ろに映るアラフォー親父とのコンビネーションは、まるで父娘相姦のようだった。
やがて、黒光りしていた肉棒には、泡立つ蜜で白いリングが出来た。
これをヒントに、俺はオーバーオールにお下げ髪の結香と泊りがけの旅行に出かけた。
仲のいい父娘に見えた俺達は、ともすると俺の目を盗んでナンパしようと結香に近付く輩に遭遇した。
仲のいい父娘に見えた俺達は、貸切露天風呂にいっしょに入って声を殺して乳繰り合った。
夜、浴衣を脱がせて結香を味わった。
股間を広げてジュルジュル蜜をすすり、舌先で淫豆を弾き、挿入前に1度逝かせた。
グッタリする結香を後ろから、横から、前から、徹底的に味わった。
黒光りする中年肉棒がまだ色付きの無いお嬢膣穴にズボズボ挿さる様は、何度見ても興奮した。
挿さるほどに「あーあー、あんあん、ひあひあ、うんうん」純朴娘はヨガッて喘いで何度も逝った。
「赤ちゃん欲しいの、中に欲しいの!」せがまれて、純朴蜜壷に中年精液を撒き散らした。
可愛い純朴田舎娘の部屋から廊下に漏れた、本気のヨガリ声は、翌日の蔑視羨視を生んだ。
布団に残ったまぐわいの痕跡と体液の跡、それを処理したティッシュの残骸は、仲居さんに何を印象付けただろう。
結香は24歳で女児を生んだ。
俺は当時43歳、将来を見据えて2人目は控えた。
子供が生まれても、結香は母親業と妻業を賢くこなし、ご褒美とばかりに股を開いて肉棒をねだった。
年の差夫婦は結婚12年目に突入した。
俺は53歳、結香は34歳、子供は小4になった。
ご指摘のとおり、結香は三十路街道まっしぐらの女盛りだ。
お嬢膣穴もすっかり色付いた陰唇に囲まれ、真っ黒な熟年肉棒に相応しい妖艶な恥穴になった。
結香は相変わらず熟年肉棒中毒のままで、俺は精のつくものを食べさせられ、この歳で週3~4回結香を抱いている。
純朴な外見の隠れ淫女の結香は、見た目は26~27歳の新妻に見える。
可愛くてたまらない。
そんな時、ある人物から12年ぶりに電話がかかってきた。
電話の主は、元妻と暮らしていた息子だった。
「昨日、母さん、死んだ。もう関係ないけど、一応、知らせとくから。」告別式の場所と時間だけ告げて、切れた。
「行ってあげて。最後にお別れしてあげて。お願い。」結香に言われて、会場へ向かった。
会場に入るのに勇気が要った。
誰も俺が誰だか知る者はいなかったが、息子が気付いた。
「ご無沙汰しています。」
「ああ、立派になったな。」喪主席に座った60過ぎの男が元妻の今の夫だった。
軽く会釈した。
51歳の短い生涯を元妻は終えた。
何歳の頃の写真だろうか、遺影は優しく微笑んでいた。
懐かしい笑顔だった。
読経が始まった。
目を閉じて手を合わせた。
出会った頃の元妻、初めて抱いた元妻、新婚の元妻、息子を産んだ元妻、別れの旅館での元妻。
どの元妻も愛しさに溢れていた。
何故別れたんだっけ・・・縄化粧を施し肉棒に媚びて、夫である俺を裏切る背徳に溺れ、性玩具に飼い馴らされた元妻が俺を離れる決心をした。
中年肉棒の言いなりペットになって純情顔で恍惚の表情を浮かべ、身体と心が俺に堕ちて離れなくなった小娘に責任を取った。
そこには憎しみが全くなかった。
お互いを思う愛情があった。
まるで親友の幸せを祈って卒業するように別れたことを思い出していた。
「長い間、本当にお世話になりました。」
「息子を頼むぞ。幸せになれよ。じゃあな。」最後の会話が頭を廻った。
元妻がいなくなった家で感じた喪失感が蘇った。
喪主と息子が並んでいる前で、お辞儀をして通り過ぎようとして呼び止められた。
「こんなに早く死なせてしまって、申し訳ない。」喪主が頭を下げた。
俺は黙って、深くもう一度頭を下げた。
帰り道、空を見上げた。
「あああ~、あなたぁ~さようならぁ~」別れの朝、元妻が俺に跨って叫んだ声が耳元で響いた。
もう二度と会わないのと、もう二度と会えないのは、違った。
元妻は、幸せだったのかなあ?今更だが。
元妻を亡くして、元妻への愛情がまだあったことを悟った。
あいつと暮らした日々が、永遠になった。
告別式から帰ってきてすぐPCに向かってこれを書き記した。
妻の結香には話せない大切な想い出が、また風化する前に記しておきたかった。