アニキの友人
2019/08/11
そのコーチは、アニキの古い友人だった。
アニキとコーチの話を、おれは横で聞いていた。
専門的な、難しい話だった。
格闘技に必要な柔軟性とか、筋肉の構造とか、
トレーニングの工夫とか、
アニキには分かるらしいが、おれはだめだった。
飽きてきた。
向いに座ってた2人の女子選手も話がわかるようだった。
目が鋭くて、みるからにスポーツウーマンだった。
コーチが「見せてやれよ」と言った。
2人は立って、ジャージを無造作に脱いで、下着だけになった。アニキが、おいおい、いいよ遠慮するよ、と言った。
何が始まるんだろうと思った瞬間、きつい目で睨み返された。
2人ともブラを取って、
ショーツも、めくり下ろして片足立ちではずして、床に置いた。
陰毛の上の腹筋は3つに割れてて、大腿筋は三角に発達してた。
モデルにでもなれそうな、均整がとれた裸の女の肉体を、
おれは息をのんで見た。
コーチは、裸の2人のあちこち手で押したり叩いたりして、
また難しい説明を始めた。
一人が両足をゆっくり開いて床にぺたっと付けた。
女性器の奥まで丸見えになったが、その柔軟な体に驚いた。
コーチが太ももの内側をさわって揉んだ。
そのまま、にやにやと陰毛のあたりを手で掴んで、
その女子選手は「あー、ちょっとー」と言って苦笑いした。アニキがやっとひとこと「すごいな、見事だよ」と言った。
コーチはフリチンになって、海パンみたいなのに履きかえて、
女子選手に仰向けを指示して、馬乗りになった。
女子選手がブリッジした。
その股間がこちら向きに開いて、一瞬、まともに見れなかった。
コーチが体を揺すってみせたが、びくともしなかった。
コーチが、お前もって言って、アニキに海パンみたいなの渡した。
アニキは、受取った海パンみたいなのを、やりにくそうにゆっくり履いた。
そして、もう1人の女子選手にぎこちなく乗った。
「いいですか、いきますよ」と言った瞬間、アニキの体が跳ね飛ばされた。
おれも言われて、海パンみたいなのをはいた。
おれだけ勃起してて、女性2人は吹き出して笑った。
ブリッジしてる上にこっち向きに乗って、彼女の陰毛を見下ろした。
どこでもいいから、つかまって下さいと言われて、
片方の太腿を両手で掴んだ。
手首が女性器に触れた。
ぬるぬる濡れてた。
いいですか、と言われた瞬間だった。
体がふわっと浮いて床に落とされた。
すぐ彼女に馬乗りになられて、後ろ手を取られた。
それが痛くて痛くて、少しだけ横向きにしたら楽になった。
彼女は濡れた女性器を、おれの脇腹にくいくい押付けた。
それはおれへのサービスだったと思う。
「受身がいいですね。柔道とか、してましたか」と聞かれた。
たしかにおれは昔、小学6年から中学2年のあたりに柔道をしてた。あとでアニキが言った。
あの2人の女子選手は多分、コーチの女になってる。
女子選手をコーチするのには、男と女の関係になってしまうのが手っ取り早い。
性的な関係ができれば、たいがいの女子選手は素直に指導を聞くようになる。
外人の女性トップアスリートに美人が多いのは、偶然ではないって話。