好きだったけど・・
2018/07/27
私には会社に入社した時から好きな人がいました。
同じ会社の先輩の宮下さんという人です。
働いているフロアが違うのでなかなか話す機会がないのですが・・。
宮下さんは、優しくて楽しい人で女子社員にはとても人気がありました。
ある日の飲み会で宮下さんの近くに座ることができました。
少しだけど話もできました。
私がトイレに行って出ようとすると外に宮下さんが立っていました。
驚いている私の腕を引っ張り「えりかちゃんっていい匂いするね」と私の肩を抱くとキスしてきました。
「この後どっかいこうよ」と言われ、その日私たちはホテルに行ったんです。
ホテルを出て帰るとき「ねえ、またこうやって時々会ってくれるこっちから連絡するから」と言われました。
彼女としてではなく、時々会ってHしよう・・ってことか・・と思うと悲しくてたまらなかったけど、好きだったし、面倒なことを言ったら宮下さんは私のことなんかすぐに相手にしてくれなくなると思うと「わかりました・・」ってうなずくしかありませんでした。
それからは、時々、連絡が来れば会ってHする関係が続きました。
普段会社の女子社員にはとっても優しく接しているのに、私と会っているときの宮下さんはほとんど優しくしてくれることはありませんでした。
ただ、会って体だけの関係・・。
「ほかの男ともこういうことしてんでしょほんとお前の体エロすぎ」
「お前はめんどうなこと言わないから楽でいいよ」と、そんなことを言われながら抱かれるのは本当につらくて「好き」って言葉には出せませんでした。
ある日、宮下さんの職場の同期の堤さんと言う人に「付き合ってほしい」と告白されました。
堤さんと改めて会って話をし、「好きな人がいるんです」と断りました。
すると「宮下でしょ、えりかちゃん見てたらわかるよ」と言われました。
「あいつと付き合ってるの時々会ってるって宮下言ってたけど」と聞かれ、どう返事をしていいのかわからなくてうつむいているとすべて察したように「いいよ、それ以上言わなくて」と言ってくれました。
堤さんに優しくされて、今までためてきた気持ちがあふれて涙が出てきました。
堤さんは「待ってるから・・俺の彼女になって絶対泣かせるようなことはしないから」と言ってくれました。
数日後、宮下さんから連絡がありました。
宮下さんから連絡があるときはHする時だけ・・それでも宮下さんの好きな香水を付けて、好みの服を着て出かけていく自分がいました。
ホテルの部屋に入るなり、宮下さんは私の両手をつかんで壁に押し付け、キスしてきました。
壁に押し付けられた腕が痛くて「痛い・・やめて」と言うと、今度はベッドに乱暴に私を押し付けると「ヤラれにきたんだろだったら役目果たせよ」と言ったんです。
「いや・・っ帰る触らないで」と起き上がろうとする私の両腕をつかむと自分のネクタイで縛り、馬乗りになって服を脱がせてきました。
「たまにはこういうのもいいだろ」と無理やり入れてきました。
「なんだよ、全然濡れてねえじゃん」と体重をかけてきます。
「こんなのひどいよ・・痛い、やめて」と言ってもやめてくれるどころか、「お前の事だから堤ともヤッたんだろあいつと付き合うことにしたのかよ。」と言いながら私を犯しました。
情けなくてたまりませんでした。
どうしてこの人はそこまで私を傷つけることしか言えないんだろう。
涙も出ませんでした。
宮下さんは嫌がる私の体にいくつもキスマークを付けていきました。
両手は縛られたまま・・抵抗するたび、こすれて手首にも痛みが走ります。
そして私を起こすと「口できれいにしろ」と言いました。
首を横に振って嫌がると髪の毛をつかまれ「お前に拒否権はねえの」とフェラさせられました。
頭を押さえつけられ、逃げることもできません。
私の頭を押さえつけながら「堤もさ、こんな汚れた女どこがいいんだか。誰とでもやっちゃう女なんてさ」今までで一番つらい言葉でした。
悔しくて涙が出ました。
私は抵抗して宮下さんのモノを口から離して「ひどい・・宮下さんには言われたくありません」と初めて自分の気持ちをぶつけました。
「何もわかってないくせに。私は、好きな人としかこんなことしません。宮下さんとは違うの」と泣きながら言いました。
宮下さんは驚いた顔をしていました。
初めて「悪かったよ」と言ってくれました。
それから何度か宮下さんから連絡があったけど私は会っていません。
会って何を言われるのかって思うと・・。
もう傷つきたくないんです。